年末年始になるとクリスマスもあり、冬の寒い夜を暖かく彩るイルミネーションがあちこちで点灯してきますよね。ついついスマホでパシャり!としたくなる事も多いと思いますが、撮影したものです見てみると見た目と比べて貧相になっていたり、構図の納まりが悪いなぁなんて事ありませんか?
一眼レフで本格的な撮影も大好きな私ですが、スマホを使っていつでもどこでも気兼ねなくなスタイルも大好きな私。スマホでイルミネーションを撮影する際の4つのポイントをご紹介します。
イルミネーション×スマホカメラで気を付ける事
イルミネーションをスマホで撮影するときに気をつける事は、やはりスマホで撮れる写真の特性を知っておくことだと思います。
本ブログでも「スマホカメラで撮影する時に意識しておきたい事」でまとめています。

特にスマホのレンズは広角である事は頭に入れておくことが重要です。
イルミネーションはワイド(引き)で被写体をしっかり納めて撮る
イルミネーションは近くに寄って見るとコードの類が目立って結構ガッカリな感じです。写真に残すなら美しいものを残したいですよね。またイルミネーションは点光源なんですが、テレ(寄り)で撮ると光源が案外スカスカになってしまいます。
また、スマホ自体が広角レンズと言う事もあり手前ボケを作ったり、後ろにある光源で玉ボケを作ったりが難しい事もあるので、構図的にはワイド(引き)で被写体をしっかり納める事に徹しましょう。
イルミネーション撮影は手ブレに気を付ける
イルミネーション、夜景撮影で一番怖いのは手ブレです。どうしてもシャッタースピードが遅くなってしまうので手ブレを起こしやすい状態になってしまいます。しかも光源がブレるので誤魔化しようがない手ブレになります。
手持ちで撮る場合は両手でしっかりとスマホをホールドして撮影する様にしてください。片手でパシャパシャなんてもってのほかのかです。スマホを両手でホールドして脇を締めて安定して撮影する様にしてください。少しの意識だけで手ブレは解消できます。
また、スマホの場合は「撮れた!」と思っていてもまだ処理中だったりして後から見た時に手ブレの様になってしまっていた!と言う事も少なくありません。しっかりと画像が保存されるまでホールドしておきましょう。
三脚を用いる
手ブレを防ぐのに三脚を用いる方法もあります。
しかしイルミネーションの様な人混みでは三脚を出せない場合もあるので、しっかり手持ちで撮れる様になりましょう。
部分だけでなく全体をおさえる写真も入れておく
スマホの広角を最大限に活かしてイルミネーション会場全体を納める様な構図でも撮って置くことをお勧めします。
写真は引き算とよくいって一枚あたりの情報量をなるべく少なくして伝えたいものを全面に押し出す事が大切ですが、思い出の写真の様なたくさんの写真でストーリーを構成する様な写真の場合は、なるべく多くのものを詰め込んでその場全体の雰囲気を詰め込んだ写真がると、後から見た時に「懐かしい〜」と言う気持ちが蘇ってきます。
どんな会場でどう言う雰囲気なのか。イルミネーション会場の全体の雰囲気やその他の部分部分を切り撮った写真にもストーリーが生まれてきて非常に素敵な思い出の写真となりますよ。
こういった広い景色をワイドで撮影するのは、広角レンズのスマホの得意分野です。
イルミネーション撮影に水を利用する
イルミネーション会場に水場があったら是非とも活用してしまいましょう。
イルミネーションが始まる夜の暗い時間帯だと明るいイルミネーションは見事に水面に反射します。更に自然の川や池などと違い、人口の池は水面が穏やかだったりします。水面が穏やかなので綺麗にリフレクションするので手軽にスマホの手持ち撮影でも楽しむ事ができます。
こういった構図を見つけて楽しむのもイルミネーション撮影の醍醐味ですよね。
まとめ
いつでもどこでも手軽に気軽に楽しめるスマホカメラ。スマホカメラの特性を理解して撮るだけで全然違う写真が楽しめますよ。
今回、紹介したスマホでイルミネーションを撮影する時の4つのポイントは次の通りです。
- イルミネーションはワイド(引き)で被写体をしっかり納めて撮る
- イルミネーション撮影は手ブレに気を付ける
- 部分だけでなく全体をおさえる写真も入れておく
- イルミネーション撮影に水を利用する
しっかりおさえておいてくださいね!
「絞りを意識しながらイルミネーションを撮影してみよう」では一眼でのイルミネーションの撮影テクニックとしてf値についての事をまとめています。

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