案外これを知っているだけでそれなりの写真になるというコツ
写真撮っていますか?カメラって本当に常にある存在になりましたよね。でも、なんかイケてる写真を撮るのは難しい・・・そう思いませんか?

イケてる風に撮ってるんだけど何かダサダサなんだよね~
そう思っている人も多いと思います。
その原因はただ一つです。
なんとなく今まで見てきた写真のイメージで撮ってしまっているから!
これだけです。基本を知らずに応用しようとしていて、全然ダメダメな事になってしまっているからに他なりません。
「守破離」の言葉にあるように、まずは基本です。基本を知る必要があります。
最初に覚えるべき3つのコツについて紹介します。
素人写真から脱却する3つのコツ
素人写真の多くは基本を無視した写真になっています。非常にベーシックな3つのコツをおさえておくだけで素人写真とは違った安定した写真になります。まずはこのコツをシッカリと身に着けてみてください。
コツ1:水平をとる
写真の水平取れてますか?なんか斜めにするとカッコイイとか思って意味もなく斜めな写真撮ってませんか?
実は斜めの写真って難易度高いんです。基本的な構図をシッカリと理解した上でないと斜めの線が活きてきません。自然の法則に背いてはいけないんです。しっかりと重力の方向にカメラを構える。これを意識するだけでいきなり素人っぽい写真から脱却できます。
例
水平が取れている写真と取れていない写真の例です。
土手の線が斜めになっています。坂なのか写真が斜めなのかわからず非常に安定感の無い写真になってしまっています。
コツ2:三分割法を覚える
初心者にありがちなのが被写体を中心に据えてしまう日の丸構図です。日の丸構図は悪い訳ではありません。なのですが、難易度が高い構図です。日の丸構図は被写体単体で納得感がある強烈なインパクトが必要になってきます。何気ない普通の被写体だと面白みに欠けてしまう弱点があります。
構図そのものは沢山覚えておくと引き出しが増得るので基本的なものを知っておいて損はありません。ですが、まず一番最初に覚えて欲しいのは三分割法です。これを覚えておくだけで一気に撮影の腕が上がった気になります。
この構図はフレームを縦横で3分割する線をひきます。その交点に被写体を配置する構図です。
被写体が中央からズレる事で写真に空間が生まれます。それだけで被写体から広がる空間に視線が動いてストーリーがある写真になります。
例
実際に同じ被写体を「日の丸構図」と「三分割法」で撮ってみます。
この様にイメージが全然変わってきますよね。三分割法は是非覚えておいてください。
コツ3:寄りすぎない
被写体の良さを余すと来なく伝えたくて、ついつい接写したくなりますよね。でも、寄りすぎの写真ばかりではなく時折引きの写真も交えてみてください。すると引きの写真の良さに気が付くはずです。引きの写真は情報量が増えます。基本的に情報量の多いと伝えたい事が薄まるので良くないと言いますが、被写体が際立っている場合は、周囲の状況をしっかり伝えてくれるメッセンジャーとなるので、その時の状況や情景をしっかりと切り撮る事が出来ます。
例
富士山を被写体とした写真で寄りと引きを比較します。
この様に引いた写真は情報量が増えるので、状況や場面の説明をする事が出来るのと思い出として非常に有効な写真になります。
まずは思ったままに撮る事が大切
写真の上達にはより沢山の写真を撮る事が必要です。「まずは思ったものを撮る!」です。ですが、それと同時基本的なテクニックを知っておかなければすごく遠回りをする事になります。そういった意味では知識と実践を並行させて行く事が非常に重要です。
写真と言うのはとどのつまり「被写体をどうやって見(魅)せるか」です。見たままを写すものではなく、あなたの心の中にある被写体の真の姿を写し出すのが「写真」です。思ったままに撮るには、まだまだこの3つのコツだけでは全然足りません。
物足りなさを感じた時、よりテクニックを身に着けたいと思った時、写真素人を脱却したと言えるでしょう。
まとめ
写真の基本はこれだけではありません。写真の歴史を考えれば既に先人たちが通ってきた長い道が沢山あります。3つのコツを掴んだらその道を調べて色々な写真作りを楽しんでみてください。その通った道順があなたのオリジナルの写真となっていきます。
まずは3つのコツをしっかりと頭にいれて写真を撮りまくってください!!
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