IT業界で生活していくために現実的に考えなければならい事

IT業界
スキルと収入マップ
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IT業界の現実を見つめ足元を固める

IT業界を生業としている人がその市場を見た時に、何を目指すのが良いのか?
考える事ありませんか?
Webサービスを公開して一攫千金
APIを公開して一攫千金
漠然と考えている人もいると思いますが、それ大丈夫ですか?と思う時があります。まずは現実を認識して足元をきっちり固めた方が良いと思います。
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ITエンジニアの2つの棲み分け

APIエコノミーが当たり前となった今日、これからのITエンジニアは大きく2つの棲み分けを余儀なくされると考えています。
  • APIを提供する側(機能を提供する側)
  • APIを活用する側(機能を活用する側)

2つの棲み分け

言い換えるとするなら、
  • APIを提供する側=高い技術力を持ち仕組みを提供
  • APIを活用する側=幅広く最新情報をキャッチして未解決の問題をクリアする
こういった感じになりますかね。
WebサービスのAPI公開を当たり前とする流れ自体は2010年前後あたりから始まって、今では当たり前の常識でむしろ公開していないWebサービスは無いほどと言えます。さらにクラウドの浸透により、プラットフォームとAPIを公開して、実際にエンドユーザーが利用するサービスの実態は開発者に任せる様なものまで登場しています。
今後はこの流れがさらに加速し、ますます顕著に二極化されてきます。
この観点で見てみると、今後IT業界で生き抜いていくために何をしたら良いのかが見えてきます。

それぞれのスキル

それぞれに求められるスキルは当然異なります。

APIを提供する側

AIやIoTなど更に高度化していくIT業界の最先端の部品を創り上げていく人達です。非常に高度な技術と専門性の高い学術的な知識にも精通している必要があります。

APIを活用する側

こちらはAPIを駆使して新しいサービスや課題を解決する事が主な仕事になります。日々何か課題が無いか探しつつ、かつ日々見つけた課題を解決する事が出来る技術がないかウォッチする情報収集力が求められます。
時には顧客の要望を正しく理解して解決策を提示するヒアリング能力と提案力も求められます。

ここでもう少し細分化

さて、二つの領域があるとしましたが、もう少し細分化する必要があります。APIを活用する側が上流と下流に分割する事ができます。下流工程は従来のSEやプログラマに近い立場だと思えばわかりやすくまります。

APIを活用する側の構図の細分化

かなり極端な話になりますが、APIを活用する側はプログラミングスキルは皆無でも構わない。ある程度のプログラミングスキルを持つ開発エンジニアを揃える事がさえできればシステム開発は可能です(リスクも大きいが)。
ここで求められるスキルは最先端の技術スキルと言うよりは、安全で使い古された技術をより生産性高く使いこなすスキルが最重要になります。この領域にいる人がエッジの効いた最先端技術を駆使することは求められていないんです。

この構図って・・・

このAPIを駆使する側の構図ってどこかで見た事ありません?
お金の流れを入れてみましょう。

お金の流れと関係

そうなんです。SIerとその下請けの構図そのものなんです。2010年代初頭に一時期SIer不要論など盛り上がった時代がありました。過去のSIerは確かに不要なのかもしれませんが、SIer的なIT業界の構造は今後もなくならないと思います。

本当に目指していた技術者と上流側(企画者)の関係

IT技術者と上流側との関係って、お互いにWin-Winで技術や価値に対して対価が支払われるビジネス的に対等な立場を理想像としている人も多いと思います。その関係が「APIを活用する側(上流)」と「APIを提供する側」の関係性です。
しかし、APIを活用する側にはSIerの構図が残ります。SIerの変化がここにあります。かつての様に自前で全てを賄う事から、オープンソースやAPIなど外部リソースを積極的に活用する流れです。この体質の変化が今後もSIerが残る要因であると考えています。「エンドユーザーも労働力の確保と管理」の手間がなくなるのは魅力ですから、一手に請け負えるSIerが無くなるのは考えらえれないのです。

どこを目指そうか?

ここで問題・・・IT業界で働くものとしてどこを目指すのか?
さて、ではIT業界でどこを目指しましょう?
各領域と収入の関係を見てみましょう。

スキルと収入マップ

多くの人のIT業界デビューは「APIを活用する側(下流)」でしょう。このまま何も考えないで日々をすごすと、いつの間にか年齢も40代。見積や提案どころかリーダーすら未経験の純粋培養のプログラマーが完成してしまいます。いや、これ本当にそうなんです。中途採用の面談とかしていると本当にそんな人がゴロゴロやってきます。
「提案書を書いたことが無い」
「お金の計算をしたことがない」
「エンドユーザーと話したことが無い」
この状態で40代となると色々と人生設計的に選択肢がなくなってきて、どんどん辛くなってきます。本当に辛いです。40代、50代になっても現場で徹夜作業とか・・・体力的に厳しい。もうそれで定年まで働き続けるしか選択肢がない。しかも買い叩かれて。
いきなり独立とかむちゃくちゃ考える人もいますが、それはギャンブルです。
まずは下流からの脱出を試みましょう。
「いや?うちの社長は、今は派遣メインだけど将来は自社サービスをやろうって言ってるから大丈夫!」
ノンノン!可能性は低いと思ってください(中にはちゃんとした会社もあります)。
でも自分の居場所を手に入れるのは自分です。
まずは上流を目指しましょう。「APIを活用する側(上流)」「APIを提供する側」のどちらでも構いません。どちらも難易度は高いのですが、「APIを提供する側」は特にハードルが高いの本当のチャレンジだと思ってください。その為の準備を若い時からしていきましょう。直接的に仕事とは関係しなと思いますが、知識を入れたりしておくことが大切です。
「APIを活用する側(下流)」にいるエンジニアの中に「最先端の技術を導入しないと!」と口癖の様に言う人がいます。ここで求められるスキルはそれではありません。この領域に求められるスキルは枯れた技術を持ち合わせて堅実に早く作るスキルです。プロならプロらしく職場では求めらる結果をキッチリと出すべきです。それが出来なければ結局は趣味の領域を脱しない「お遊びプログラマー」となります。結果を出す事も上流の仕事を任されるチャンスを増やす事に繋がります。

ITの人材不足とは

昨今、IT業界の人材不足が言われ続けています。ここで言われている人材不足、高い価値を出しているのは「APIを活用する側(上流)」「APIを提供する側」の上流の要員が不足していると認識してください。人材不足にあぐらをかいていると足元をすくわれますよ。
昨今では超高速開発ツールという潮流もあります。エンジニアの人は毛嫌いする傾向がありますが無視できない潮流です。
超高速開発ツールのあるあるを6つ書いてみた
超高速開発ツールという選択肢 超高速開発ツール。その界隈では「市場認知度が高まってきた!」という声がありますが、私個人の実感としては、知っている人が増えたくらいの感覚ではあります。特にエンドユーザー側にはあまり浸透はしていないかなぁと言う...

まとめ

今回はIT業界で働くものとして、今後どこを目指したらいいのか?の考え方の一つを提示してみました。
私の考えでは、言われた仕様でプログラムを仕上げるだけでは、収入は上がっていかないと言う事です。そして収入を上げるために自分の立場を上げるチャンスを増やすために自分の役割を正しく理解して結果を出し続ける事が大切です。また、チャンスを活かすために勉強しておくことも大切です。
収入を上げるために業界全体の流れ、どんな役割が存在するのか?を自分なりに解釈して、自分自身に市場で武器なる価値を付ける様にしましょう!
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