超高速開発ツールのあるあるを6つ書いてみた

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超高速開発ツールという選択肢

超高速開発ツール。その界隈では「市場認知度が高まってきた!」という声がありますが、私個人の実感としては、知っている人が増えたくらいの感覚ではあります。特にエンドユーザー側にはあまり浸透はしていないかなぁと言うのが正直な所ではあります。まぁIT、特に開発に携わっていなければ興味がない分野ではあります。

エンジニアの人たちは毛嫌いする傾向にある超高速開発ツールですが、今後は避けて通れない様になると思っています。

その生産性の高さは魅力です。エンジニアにこれまでと違うスキルを求める事になりますが、修得が容易なツールを選択すれば良いので教育コストもそれほどかからずにいけると思います。

当然メリット・デメリットはありますがピタッとハマるとすごい威力を発揮するし、沼にハマるとエライ目にあいます。

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超高速開発ツールのあるあるが言いたい

超高速開発ツールを利用してみて感じた事をまとめてみます。

メンバーのプログラミングスキルレベルをある程度均一化できる

ツールがコードを自動的に生成するので、その部分のプログラミングスキルは均一化できます。これは一長一短な部分があるのですが、経験が少ないペーペーのエンジニアのスキルを一気に底上げ出来る点は大きな利点だと思います。

どんなにしっかり単体テストをしても、結合、総合テスト時に変なバグが混在してくると思いますが、IT経験の浅い新人が作った部分でもそういったバグがなかったと言うのは驚きでした。

向き不向きがある

超高速開発ツール自体はどんな要件でもバッチりとハマるものでは無いです。向き不向きは当然あります。ただ、ツールにもよると思いますが「超高速開発ツールでは実現できない事は手組みで作って連携させる」事は可能です。この辺は大胆に決断を求められます。

あとデザイン面も結構やれる事に制限を受けます。この辺りもお客様としっかり握っておく必要がある部分です。

コミュニティが小さい

一般的な言語やフレームワークと比べてコミュニティが小さいので情報量が少ないといった難点があります。どう実装したらいいんだろう?とか、ん?なんか変な事になった!と困った時に頼れる人がいない状況に陥ります。こういった所は経験をフル活用して独力で乗り切る事を求められるので、経験が足りない人には厳しい部分ですね。

顧客と向き合う時間が増える

実装部分は超高速開発ツールが自動的に行ってくれるので、その空いた時間は顧客の要望を吸収する時間に回す事ができます。やはり紙面上であーだこーだ言って検討した所で、実際に動くものを触って実際に運用し見るとギャップはあります。そのギャップを埋める時間が作れるのは大きな利点です。それだけ満足度の高いシステムを導入する事ができます。

仕変沼にハマる

上記の裏側にあるのですが、そう言った要望吸収が容易に出来ると思っていると開発のスコープが曖昧になっていつの間にか仕様変更の沼にハマっている事があります。注意が必要です。

エンジニアの反発

エンジニアからの反発はすごいです。「あんな使い物にならない」「ライセンス料だけかかって意味がない」「技術力が落ちる」などなど、アレコレ言って使いたがらずに浸透させるのに時間がかかる、もしくは頓挫する可能性もあります。完全にトップダウンでやりつつも、エンジニアの機嫌を損ねずにコツコツと実績を作って、少しずつ浸透させていく地道さが求められます。

まとめ

色々とメリットデメリットはありますが、バチー!とハマった時の威力は凄まじいの事実です。一つの選択肢として考えておくと広がりがあると思います。ただ導入時に社内のエンジニアからの反発はすごいと予想されますのである程度の覚悟が必要だと思います。

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