写真の幅を広げるスピードライト
スピードライト、フラッシュを使いこなすとと撮れる写真の幅が格段に広がりますよね。
・・・とかなんと言っていますが私自身使いこなせていないので広がっていないと言う状態。
2016年12月ごろ、純正だと高いのでサードパーティーのコストパフォーマンスが高いスピードライトを購入してたんですが、全然使いこなせていません。
このままではせっかくの買い物が無駄になる!!宝の持ち腐れにならないように色々と試しながら使いこなせるようになろう!と決意。その色々をここで掲載出来ればと思っています。初心者目線で色々と調べながらやっていきたいと思います。
TTL自動調光とは?
キヤノンの場合はE-TTLとか呼ぶようですが、「TTL自動調光」の事です。何のことかと言うと・・・
Through The Lens
この頭文字でTTLらしいです。その意味は、「レンズを通して」の意味通り、実際にレンズを通った光でカメラ内調光センサーを利用し計測する方式です。スピードライトの調光センサーを利用する外部調光よりも精度が高くなると言う事です。
ざっくりとした理解ですが、写真撮る時に適切な適切な光量になる様にレンズを通した実際の光で調節してくれると言う事と理解しました。
なるほど!では、それを踏まえて色々実験してみましょう。
強さを変えて撮ってみよう!
机上でアレコレ調べても、百聞は一見に如かずと言いますから。色々と弄ってみて撮ってどうなるか試してみようと思います。スピードライトの強さ(光量)とシャッタースピードを変えながら撮れる写真の違いを比較したいと思います。
シャッタスピード以外の絞りとISOは変えていません。検証時の設定は次の通りです。
絞りとISOは次で固定しています。
絞り:F4.0
ISO:400
そしてモデルはセルさんです。
気合十分です。
スピードライトなし
まずスピードライトなしです。まぁ、シャッタースピードが遅くなればなるほど明るくなっていきます。これは次のSS,F値,ISOの関係で説明した事の復習になります。

実際の写真を見てもらえればわかる様に徐々にセル様も明るくなっていきます。
0.0EV
いよいよスピードライトの出番です。E-TTLがTTL自動調光のモードです。
今回はその他の所はよく調べていません。まず撮ってみようと思います。
まずは、0.0EVなので標準の露光と言う事です。液晶パネルにはなにも書かれていませんが、0.0EVなので書かれていません。
と言うわけで実際に撮ってみた結果が以下です。シャッタスピードは、スピードライトが無い場合と同様に1/30、1/15、1/8、1/4の4種類で撮影しています。
多少の違いはあるももの、どのシャッタスピードでもほぼ同じ光量で撮影出来ていると思います。これはTTL自動調光によって、スピードライト兆候が変動していると言う事です。
え?なにこれ!?すごい。これすごい。
+1.0EV
続いてEV+1.0です。
露出が1段あがってセル様の気の高まりを感じます。
被写体であるセルの明るさはさほど変換はないものの、シャッタスピードによって背景の明るさが変わってますね。
+2.0EV
続いて+2.0EVです。もうだんだん予測はついていますね?
「あーーーかるぅ~~くなぁって~きたねぇ(若本風)」
EV3
最後に+3.0EVで行ってみます。
セルは天津飯の細胞も持っているから太陽拳もお手の物(違う)
シャッタースピードでまとめて見る
同じシャッタースピードで並べるとよくわかるかも。
1/30秒
1/15秒
1/8秒
1/4秒
今回の実験を通じて
TTLモードの際にどの様な設定にすると、どんな露出の写真が撮れるかがわかった。調光の際に調光様にスピードライトが光っていて、その反射光で調整してるんだなぁと言うのが分かった。たまに失敗して2回目が光らず暗い写真になったりしてたんだけど、なんでだろ。
あと背景の明るさが凄い変化しているは測光のモードとか場所による違いなのかどうなのか、今後の実験で明らかにしていきたいと思っています。
まだまだ奥深いスピードライト。これで入り口には立てたかな?
コメント