もうすぐ第3話が放送されるタイミングであえて第2話まで見た感想を書きます。
仮面ライダーエグゼイド
平成ライダー第18作ですね。
ベースはゲーム。舞台は病院。
コンピュータウィルスが進化して、人に感染する様になってしまった世界。
色々な要素が感じられるエグゼイド
医師の仮面ライダーは新しい感じですが、結構色々な特撮物の要素が感じられる本作。
ディケイド的な匂い
まずピンクと言うかマゼンダを記帳として、初見で「かっこ悪い」と思わせるそのデザイン。
そう、ディケイドを思い出します。ディケイドも最初見た時は、「え?何これ?」と思ったのですが、第3話のあの、決め台詞の頃には早くも「やば、これカッケー」となっていました。なんとなくディケイド的な感じがするんですよね。この仮面ライダー。エグゼイドとディケイドで名前も似てるし(笑)
と思って第2話のオープニング見てたら・・・噴き出してしまいました。
ディケイドのオープニングで門矢士が倒れていくシーンがあるのですが、そのシーンとそっくりなシーンがエグゼイドでも。
なんか繋がりがあるのか?とワクワクします。
ディケイドは仮面ライダーの世界を移動してましたが、エグゼイドはゲームの世界を移動?
でも移動とは少し違うのかと言った感じですが・・・
ゴーバスター的な匂い
ゴーバスターの場合は、ウィルスではなく悪の自我を持ったAIが仮想世界のオブジェクトを実世界に送り込む様な感じでしたが、まぁデジタルな世界で色々展開していく点では類似しているのかなと思っています。
ゴーバスターズの場合は、実空間と仮想空間に明確な境界があって、それぞれを行き来する様な世界観でしたが、エグゼイドの場合は仮想空間と言うよりも、拡張現実(AR)に近く、境界線が曖昧な気がします。
実際にまだ2話しか放送されていない事もあり、謎だらけではありますが、久しぶりに面白そうな仮面ライダーな気がします。
まさかのワンダースワン
それもしても、少年主人公の憧れとなった医者がゲーム機を渡すシーン。
これがまさかのワンダースワン。最初、このシーンみた時、
ん?ワンダースワンみたいなゲーム機だな。
小道具さんが適当に作った・・・
ああああ!!
いやぁ驚いた。さすがスポンサー様。バンダイ様。黒歴史じゃなく覚えてたのか。ってか、ワンダースワン見て実機だと気が付く子供いないだろと思いますが。
実は自分も持ってました。でもゲームソフトは一本もなかったと言う。何に使っていたかと言うと「魚群探知機」として使ってました。この勢いで、あの幻のゲーム機「ピピンアットマーク」を劇中で出して貰えないですかね。ホラ、コントローラーとかブーメランっぽいじゃないですか。
コントローラーブーメラン!
なんて言って、アップルさんも最近、日本に寄り添ってきてますし。喜ぶんじゃないですか?
AR仮面ライダー
斬りつけたり、ダメージを与えるたびにゲーム的なエフェクトが出てきたり様々なゲーム要素が現実世界に登場してくる本作。最近の特撮CG化の一つの終着点を見たような気がします。CGが進化して、それこそ実写と見分けがつかないくらいのクオリティまで来ましたが、やはり生身のアクターさんがアクションしてこその特撮だと思っています。
とは言え、特撮としてより激しい演出は不可欠。昨今、これCGアニメーションじゃんの様なシーンも多かった中、今作の人が動きつつ、それにあわせてエフェクトが付加されていく、まさしくAR的な特効に、これからの特撮の一つの形があると思っています。
さらに子供の玩具として考えた時に、VRよりもARの方が浸透するのではないかと思っています。
VRはどうしても密閉したゴーグルを装着して仮想空間を疑似的に動き回る事が主なんですよね。これはあくまでも大人のおもちゃなんですよね(やらしい意味ではなくね)。それに比べARならフィールドは現実世界で視界がオープンです。自分で動かなければ、世界も動きません。また、子供同士で遊ぶ時も、VRの密閉されたゴーグルが非常に邪魔だと思います。友達同士、目と目で会話して非言語コミュニケーション能力を高めていく事が重要じゃないでしょうか?
そこにARの子供が喜びそうなエフェクトを付けられる様なったら、僕らが子供のころにゴレンジャーゴッコとかで、「ドカーン!」とか言って、脳内で爆発をさせたり、「その武器は!!○○だな!!」なんてただの棒きれに興奮してたのが、それこそ拡張現実によって再現してくれる世界になるんですよね。
え?それでは子供の想像力が育たないって?
自分はそんな事は無いと思っています。子供の自由な発想力は大人の考えるイメージを超えていくと思っています。おそらく大人の考えたARの遊び方を超えて、大人が考えもしなかった遊び方を子供たちは見出してくれるんじゃないでしょうか?それが科学の進化へと繋がっていくと考えます。
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