未来へ進むではなく、未来からくる
「決めた未来しか実現しない」を読みました。引寄せ関連の本かと思いましたが、少し違う様ですね。目標達成ともまた違う内容でした。この様な心がけで日々過ごしたいなぁと思える本です。
シンクロニシティ
「シンクロニシティ」本書の骨格とも言える用語です。
一見単なる「偶然」のようでいて、実は人生を変えるような意味をもつ出来事のことを「シンクロニシティ」と呼びます。
実現したい未来の一点「ランデブーポイント」を決定する事で、その未来にまつわるシンクロニシティがたくさん起きはじめるとしています。
未来を決めた時から身の周りで発生しつづける、シンクロニシティを利用して願望を達成させる、すなわち決めた未来を手に入れるの本書で言う願望達成の方法になります。
一旦未来を決めたら身を任せる
一旦、未来を決めたら「タスク分解」や「PDCA」の様なフレームワークを使って目標に向かって行く・・・と言う内容ではありません。
あくまで受け身。シンクロニシティに身を任せます。ここが難しいことなのですが、ただ待っていることとは違う様です。シンクロニシティを次々と引寄せられる人とそうでない人の違いは「行動力」と言われています。じっとしていては何も変らない。やはり決めた未来に向けてやれる事を積極的にして行くことが重要な様です。
そんなに簡単なら誰でもできるのではないのか?
そんな簡単に偶然が来てそれに身を任せれば良いんだったら誰にでも出来るんじゃないか?と
そう思ってしまいますが、実はそうでもな様です。シンクロニシティーは引き寄せるのかもしれないですが、そこにいく勇気や大胆な行動が出来ない人が沢山いて、多くは何もしない事でシンクロニシティを逃してしまっていると言う事です。
Xファクター
決めた未来に向かう偶然「シンクロニシティ」だけではなく、予期せぬ良からぬ出来事「Xファクター」も発生するとしています。しかし、それらも意味がある事だと言っています。このまま進めば良くない事が起こるという警告だとしていて、後々プラスになるとしています。
目標をクリアにすると道が開ける
ランデブーポイント、具体的な日にちを持った望む未来を設定する事で、おそらくそれまでは意識する事なく見過ごしていた出来事も願望に結びつけて考える様になるのだろうと思った。それこそが非常に重要な事で、漫然と日常を過ごすのではなく、大きな具体的な目標を意識して過ごす事で、そのアンテナの感度が大幅に向上するんだろうと感じた。
そして、その偶然を活用する為の心持ちを解説してくれています。勇気を持って常に行動する事で必ず決めた未来に辿り着けるとしています。
最後に
なるほど〜って思いました。
実践というか、おおきな目標を強く心がける事で、より多くのシンクロニシティを引寄せる・・・引寄せると言うか気が付く事で目標達成に向けて日々過ごせたら良いなぁと思います。
何度も読み直して、この考え方を是非とも習得していきたいと思います!
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