【決算書】企業は市場と戦闘中!?決算書は戦闘状態を表現するツール

雑記
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企業の状態を表す決算書を読めるようになろう!

企業の状態をあらわす決算書と言うのがあります。見ても数字の羅列、イミフな言葉のオンパレードです。
  • 損益計算書(PL)
  • 貸借対照表(BS)
  • キャッシュフロー計算書(CF)
これらを見て理解できると企業が今どんな状態になっているのかが分かるようなります。経営者じゃなくても、様々な場面で役に立ちます。自分の会社の経営状況、株式投資の際の判断材料。知識が多いことは人生をそれだけ豊かにする事です。「自分には関係ないや」などと思わないで知っておきましょう!
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難しく考えるととことん難しい

決算書って本当に訳が分からない項目が多いですよね。項目どころか決算書の種類すら分けわからないですよね。ってか、なんでこんなにあるの?ってぐらい。こういうのって取っ掛かりがあると良いんですよね。導入。イントロ。大切です。
という事で、これを自分にとって馴染み深いものに置き換えて考えてみる事にしました。自分にとって馴染み深い・・・そうそれは、ゲームという事で、RPGに置き換えて考えてみる事にします。

まず企業と市場の関係性を考えてみる

RPGに例えた時の、企業と市場の関係性を考えてみます。
企業を勇者として考えた時、戦う相手が市場です。ところがこの市場と言う敵はHPが無尽蔵にあります。この市場と言う敵は決して倒すことが不可能なイベントモンスターなんです。このイベントモンスターに対して企業がどれだけ長く戦い続けられるか・・・市場に倒される事無く、ずっと戦い続ける事が目的だと考えてください。

企業の何の状態を表しているのか?

決算書が企業の状態を表していると言いました。企業の何の状態を表しているんでしょうか?
先ほども言いましたが企業は市場と戦闘をしています。その市場との戦闘の状態を表現しているが決算書になんです。そして市場はイベントモンスター。そうなんです。ずっと戦闘中なんです。ずっと戦闘は行われていて企業の状態と言うのは、刻一刻と変化しています。
しかし、リアルタイムで戦闘中の状態を見れるようにするのは大変なので、状態を決算期に取りまとめたのが決算書と言う訳です。なので、決算書は決算期の企業の状態を表現している事になります。
決算期の年に1回の公開になります。その年の単発の状態だけではなく、去年と比較してどうなのか?と言うのも動きをしる上で非常に重要になります。
こう考えると段々と決算書の見方が変わってきます。急に親しみがわいてくるのではないでしょうか?

もう少し突っ込んで考えてみよう

決算書は企業と市場の戦闘の状態を表現していると言いました。そして、市場と言う的のHPは無尽蔵で倒すことが出来ないイベントモンスターだと言いました。戦闘を継続する上で最も重要なステータスとは何でしょう。
戦闘を継続し続けると言いました。では、戦闘が継続できなくなる状態とは何でしょうか。それはHPが尽きる事です。企業にとってのHPとは何でしょうか?
それは「現金」です。
これこそが決算書の最も肝になる要素だと思ってください。HP=現金の状態が最も重要なステータスとして決算書に記載されているという事になります。

各決算書が表現している内容について

それでは各決算書がそれぞれ何を表現しているのでしょうか?それを見てみましょう。

損益計算書(PL)

Profit and Loss statementのProfitとLossの頭文字からPLと呼ばれたりもします。
企業が1年間の活動を通じて、どれだけ損益があったのかが記載されている計算書です。
1年間の戦闘でHPがどれだけ増減したかが記載されている決算書になります。
損益計算書がプラスならHPが回復したという事になります。損益計算書がマイナスならHPが減ってしまった事になります。

貸借対照表(BS)

Balance Sheetの頭文字をとってBSと呼ばれたりします。企業の現時点での資産の状態を表現していて、企業の保有する資産の構成、また負債なのか純資産なのかに分かれて記載されています。
現時点のHP、および今後の回復状況、ダメージ状況が記載されているのが貸借対照表になります。現段階HPに、これから回復が予想されるHP、HP化出来るもの、これから受けるダメージが記載されている決算書になります。貸借対照表を読み解くと企業のHPの余力状況が見えてくるようになります。

キャッシュフロー計算書(CF)

Cash Flow statementの頭文字からCFとも呼ばれます。非上場企業では作成義務が無い決算書ですが、重要な決算書として位置づけられています。
文字通りキャッシュ、現金がどのように流れているのかを表現しています。企業の現金と言うのは複雑で、PLなどでは引かれていなく利益になっていても、実はキャッシュが無くなっているという事もあります。
例えば、企業で利用するPCを20万円で購入したとします。その際、現金の20万は支払いで消えています。しかしPC自体は長く利用する資産として計上するので、損益計算書では減価償却として処理されるので4年間で処理されるので、5万円の減価償却費として扱われています。実際の現金の状態が見えにくくなっているのをわかりやすくしたのがキャッシュフロー計算書となります。
実際のHPの流れを表現していると思ってください。ここを見ていると、一撃死やクリティカルヒット(想定外のダメージ)に対する耐性があるかどうかが判断できます。

まとめ

今回は決算書全体が何を表現しているのか。RPGに例えるとわかりやすくなったと思います。また、各決算書が何について表しているのかを説明しました。次回以降は個々の計算書について見ていきたいと思います!

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