「怒る」と「叱る」の違いを語る上司に言い返す為の知識

雑記
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「怒る」と「叱る」の違いの詭弁

「怒る」と「叱る」の違いってよく言われますよね。確かに言葉の定義も違います。
「怒る」と「叱る」は違くて部下に「叱る」は良くて、「怒る」は良くないとかも言われます。言葉の違いを熱弁しちゃっている方もいらっしゃったりして、それってどうなの?って思う事も良くあります。
上司が酒の席などで、言葉の意味の違いを語って「俺はわかってるんだ、俺のしてることは叱ってるだから」って顔されても、部下としては「はぁ・・・」だけしかないと思います。
そう言ったしたり顔の上司にさらっと言い返す為に「怒る」と「叱る」を学んでおきましょう。
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言葉の定義

とは言え、やはり言葉の定義上の違いは把握しておくべきでしょう。
叱る
①(目下の者に対して)相手のよくない言動をとがめて,強い態度で責める。 「子供のいたずらを-・る」
怒る
①腹を立てる。おこる。 「烈火のごとく-・る」
「叱る」は相手の行動を変える事で、しっかりとした目的がある行動と言えます。かたや「怒る」は単純な感情にすぎません。目的が存在しない、ただの個人の感情なんですね。「怒る」と言うのは感情を表に出しているにすぎず、「叱る」は行動を諫めるなどの目的を持っている行為であると言えます。

「叱る」と「怒る」は別物なのか?

では、「叱る」と「怒る」は別々でしっかりと意識して「叱る」を用いないとダメなのでしょうか?
これは言葉の定義上、どちらか片一方のみと言う関係ではありません。例えば「生きる」と「死ぬ」の様な、片方が成立すると片方が不成立になるような関係ではないからですね。
「感情(怒る)」と「行動(叱る)」なので、同時に発生する事も起こりうる事です。怒りながら叱る。叱っている間、怒ってた。なんて言う事もあり得ます。怒るが感情である以上、これは仕方ない事だと思います。
「怒る」と「叱る」は別物ですが、同時発生はありえます。

じゃあ「怒ってはダメ」って?

怒ってはダメって言うのは、基本的に無理です。人間である以上、怒ります。怒る感情をなくす事は無理ゲー何です。しかし、感情をぶちまけるだけではダメという事です。それはただ自分がすっきりするだけです。怒る感情が発生するのは仕方のない事ですが、怒る感情をぶちまけるだけはダメだと言う事です。
怒るだけでは・・・
はまだーアウトー!
何です。

怒った感情を表に出した方が良いケースも

本気なんだぞって思ってもらうためには演出も必要ですし、命にかかわるような事であれば演技ではなく本気で怒りながら叱る事も必要でしょう。事の重大さによって怒る感情を見せるのは必要な行為です。

結論

と言う事で「怒る」と「叱る」は別物ですが、「怒る」だけはダメ。でも怒りながら叱るのはアリです。
したり顔で「怒ると叱るの違いを知っているか?俺は怒るじゃなくて叱ってるんだぞ」と言われたら、「部長、怒る感情をぶちまけるだけはダメですが、怒りながら叱るはいいんですよ?」と言ってみましょう。大体の考えてない上司は「お、おう」となるんじゃないでしょうか。

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