道筋を進んでいく方法、施策を考えます。
これまでの流れで目標を立てて、そこまでの道筋を描く事ができたと思います。
https://soraboku.com/2018/06/08/post-2308/
https://soraboku.com/2018/06/10/post-2358/
さて、何をすれば目標に到達できるかを繰り返して道筋ができました。
いよいよ、その道をどの様に進んでいくかを考えます。
いわゆる施策です。
KPIを達成する為の方法を具体的に考える
前回は目標の到達するまでに必要な要素をかき集めました。多くのKPIが出たと思います。この時点では理論上、KPIを全て達成すれば目標に到達できる事になります。
一番末端のKPI、最下層にあるKPIに到達できる施策を考えていきます。KPIは連鎖していますから、末端のKPIを全て到達できれば必然的に上位のKPIが到達でき、連鎖して目標に到達できる様になっています。
具体的とはどの様に考えるか
施策を具体的に・・・これは完全に数値化です。前回の目標である「ブログの売り上げを12月末に月1万円」でPVを月5万PVというKPI→記事数300だったとします(本当はもっと深くなります)。
施策は記事300にする為の施策をより具体的にしていきます。
- 30週間以内に300記事を更新する
- 1週間で10記事を新規に更新する
- 1日最低でも1記事を更新する
この様に数値化する事で行動が完全に見えます。いくつかの施策を並列的に考えるなら、大きい方から小さい方に並べるとわかりやすくなります(ここは好みです)。
ただ「記事をたくさん描く」ではいつまでにどれくらいが見えないですし、「30週以内で300記事」「毎日記事を更新する」なども曖昧なので、やる事が完全に見えるくらいにしておく必要があります。
難しく考えないが重要な事だと思う
KPIや施策の洗い出しは漏れなくかぶりなく(MECE)が重要で、その為にロジックツリーが有効だと言われます。これは大切な考え方なので身につけてください。ロジカルシンキング関連の本などには必ずロジックツリーなどの手法が書かれていますので、一度は目を通して置いてください。
それ同じくらい重要なのが実践です。目標達成する前に色々と勉強して難しく考え出して行動出来ないのでは本末転倒だと思っています。正しい方法論を勉強しながら、理解度が低いもしくは稚拙な見よう見まねだったとしても実践してみるべきです。
極端な事を言えば、この時点で出ているKPIの階層、集合は机上の空論です。ここで完璧なものなど出てこないのが現実です。だから、まず一歩目を早く踏み出す事が重要になります。
しかし、出したKPI、施策を軽視して良いわけではありません。次回以降の話になりますが、振り返る時点で、やり切れているのか、そうでないかでは振り返りの観点が大きく異なります。ここで出したKPIや施策は非常に重要だと思ってください。
まとめ
末端のKPIに対して「これをやれば、このKPIを達成できる」を考える。行動を具体的に数値化して何をしたら良いかが具体的にわかる様にする。
これが大切な事です。
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