ウェアラブルの可能性を考えてみた
一時期ほど騒がれなくなったウェアラブル機器ではありますが、実際に一過性のブームなのか、それとも本当に必要なものなのか?こればかりは使ってみないと分からない。
かと言って、こう言ったガジェット物は飛びつく人と飛びつかない人と両極端ですからね。とりあえず試してみようという好奇心だけで出来ている人間ばかりではないですから。
と言うことで実際に2年以上使ってみた立場からウェアラブルの可能性を考察してみたいと思います。
ウェアラブル(SWR12)利用歴について
まず簡単にウェアラブルの利用歴について。
SmartBand 2 SWR12を2年以上利用していました。2年以上何ですが2個です。
1つ目は2015年10月~2016年10月←ギリギリ保証期間内
2つ目は2016年11月~2018年2月
素晴らしきソニータイマー・・・勘弁して下さい(笑)
購入したきっかけ
「自分の脈拍のログを取りたかった」
これが一番の理由です。正直運動などしても自分への体の負荷がどれくらいなのかとかよく分かってなかったのもある、正確に脈拍を計測してログに残しておきたいと思い、購入を決意しました。
SWR12を使って良かった点
良かった点についてまとめてみます。
脈拍
購入のきっかけとなった脈拍の計測。これは大満足です。運動の負荷が見える化されてどのくらいの運動強度なのかが正確に把握できる様になったので、自分のウォーキングやトレーニングにも安心できる様になりましたね。それ以外にも普段の脈拍が把握できるので自分のストレス状態や体調なども把握しやすくなった点は大きなメリットです。
睡眠の質の見える化
SWR12は睡眠のログ自動計測してくれます。
SWR12の前の機種にSWR10があるんですが、こちらは自動計測ではなく、自分で「寝る」と宣言するか、勝手にこの時間は寝ている扱いにするみたいな事しか出来なかったと思います。
SWR12は自動的に睡眠を検知して、その質を「浅い」「深い」で記録します。これも自分の体調管理に利用できて便利です。凄いのは会社で昼寝をした時も睡眠を検知していたりする事です。
歩数がより正確に計測できる
これは高性能万歩計を肌身離さず持っている様な物ですから。
SWR12をつける前はスマホ側で歩数を検知していましたが、やはり細かい移動の時などは持ちませんからね。その分の歩数は抜けていたりした訳ですが、SWR12を身につけてからはかなり正確な歩数が知れる様になったと思います。
スマホを無くさない
スマホ側から携帯を鳴らす事ができます。これ本当に便利。
スマホどこ行った?って言うときにわざわざ電話をかけたりする事なく、SWR12からスマホを呼び出す事が可能です。この機能は本当にお世話になった(笑)
あと、スマホから一定の距離離れたら( Bluetoothの範囲外)、SWR12のバイブレーション機能でお知らせしてくれるので、これまた安心。まぁ、 Bluetoothが不安定な時はブーブーしまくる難点もありますが(笑)
スマホからの通知を受け取れる
購入時は全然想定してなかったのですが、これが一番便利だったかもしれません。
スマホからの通知をSWR12側で受け取って手首にブルブルと通知する事ができる。スマートウォッチと違い、そこで情報を見れたりはせずに通知だけなんですが、それだけでも大きく生活が変わったと思います。
スマホってマナーモードにしていても「ブーブー」ってバイブが目立ったりしますよね。会議中であったり静かな室内であったり。スマホを完全なサイレントモードにしていても、人知れず手首で通知を受けられます。これはすごく便利。「あ、今着信きてるな」とか、「メール来てる。あの件かな?」など便利です。また、スマホは席に起きつつ社内の誰かと話してても着信があるのを受け取れるのは便利でした。
スマホを持たないで色々な事がわかるのはすごく便利です。
SWR12を使って悪かった点
次は悪かった点をまとめます。
電池がすぐ切れる
電池の消費が激しい!!
カタログスペックで脈拍計測をすると2日間と書いてありましたが、2日間電池がもったのは最初の内だけで、どんどん電池が切れるまでの期間が短くなって1日しかもたなくなります。1時間弱でフル充電されるの充電のタイミングを考えれば支障はないんですけどね。でも1日は不便です。
バンドが汚れる
バンドがねぇ。汚れるんです。腕時計と同じ何ですがね、凄い汚れるんです。運動の時とか、汗を各場面でも付けてので意外と不潔。また、バンドの構造上、汚れが溜まりやすいのもあります。結構、こまめにバンドごと洗ってましたね。
壊れやすい
これはソニータイマー何です?壊れやすすぎ。1年って・・・
ウェアラブルの必要性についての所感
これからウェアラブルの必要性です。
悪い点もあるんですが、これは技術的な課題なので時代が解決してくれるので問題なしです。
必要性としては「必要」です。今後は「必須」になると言っても良いです。
一人一人身につけるのでウェアラブル市場はとてつもなく大きいと言えます。ハードだけでなく、データを収集して活用するソフトも大きなビジネスになっていくと思います。
健康管理
今後、ますます健康問題は大きな課題となって来るでしょう。単なる長寿を願うのではなく、健康年齢を考えたときに、運動だけではなく、自分の体調の小さな変化を気が付けるかどうかが大きな鍵になっていきます。 ウェアラブルを身につける事で自動的にリアルタイムにデータを収集することが可能です。これは頭で考えているより、実際に利用してみるとその凄さをよりリアルに実感できます。自分の体の変化を見える化する凄さがありますし、それによって健康へのモチベーションが維持される事の驚きがあります。
スマホ+ウェアラブル
この組み合わせは鉄板です。鉄板ですと言ってますが、技術革新が起きれば鉄板ではないですが・・・現状では鉄板です。意識せずに身に付けれるウェアラブル。スマホはどうしても意識してないとダメです。また、色々な形状に変化できるウェアラブル。身に付けやすさの可用性をあります。ウェアラブルで特化したセンシングを行いつつ、スマホで高度なデータ処理をする組み合わせは今後も鉄板でしょう。
ウェアラブル+AI
収集したデータをAIで解析する事でより精密で正確な体調管理が可能になります。今後はこのサービスが主流となる事は容易に予測できます。この時、ウェアラブル+スマホの組み合わせだけでなく、サーバーとのデータ連携が生まれて来るでしょう。
オープンデータ化における医療の革新
ウェアラブルから収集したデータと個人の医療データや検診(人間ドック)結果などを連動させ、オープンデータ化する事で医療の未来が変わると思います。より多くのデータと変化が体のどの様な変化と関連するのかをウェアラブルのリアルタイムデータ収集とAIの組み合わせで解析をしつつ、オープンデータ化する事でより大量のデータを、より多くの人の為に活用する時代が来ると思っています。
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