アナタは大丈夫?実際のIT現場で見かけるヤバイ人の3タイプ

IT業界
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私もこの業界で30年近く飯を食っている身です。

プロジェクトの規模も大小さまざま、業種もさまざまと、それなりに経験を積んできた自負があります。

成功プロジェクトも失敗プロジェクトも色々見てきています。

当然、色々な人とも接してきました。

そんな私が「この人はヤバイ」と思う人の特徴をお届けします。

プロジェクトにおいて、やばい人見抜くための参考してもらえると嬉しいですし、さらに自分自身の振り返りにも参考にしてみくださいね。

あなたも知らず知らずのうちに、こんなやばい人になっていませんか?

知らないと損をするヤバイ人にならないためにも、自分の事を振り返りつつ読んでいただけたらと思います。

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ヤバいタイプ1:考慮の抜け漏れを勝手に埋めてしまう人

仕様の考慮不足と言うのは、まあまぁどこにでもあるものです。問題は考慮漏れがあった時にどうするか?にあります。考慮漏れを発見した時に普通の感覚の人なら相談をします。

ところがどっこい世の中には「こうだ!」と勝手に決めつけて、考慮漏れを勝手に埋めてしまう人がいます。

自分で考えてくれて非常に優秀だと思う人もいると思いますが、これは非常に問題行為です。

考慮漏れを勝手に埋めてしまう人は次の問題を引き起こします。

  • 全体のコンセンサスが取れていな概念でよくわからん仕様を考え出す事に工数を使います
  • 勝手に作った仕様を開発する事に工数を割きます
  • 最終的に謎仕様がはびこります

更に質の悪い事に、こういう人って手間のかかる仕様を考えてしまうんですよね。

こんなヤバい人にならない様に、作業中にパターンが抜けがある事を確認したらすぐ相談です。

相談の際に「こうだと思うんですけど」「こうした方が良いと思うのですが」はアリです。

ここに漏れがあるのが問題ではなく、漏れに対する対応に問題があるプロジェクトは間違いなく失敗します。

最終的には謎仕様がアチコチにはびこって、問題児の工数だけでなくプロジェクト全体のスケジュールにも影響を及ぼします。

非常に煙たがられる存在になるので注意しましょう。

ヤバいタイプ2:経験年数の差が戦力の圧倒的な差だと思っている人

IT業界ってデジタルな世界ながらも経験ってアナログな事が占めるウエイトってバカにならないものがあるんですよ。経験が多い事は問題解決における引き出しの多さに直結します。

なので問題が発生した時に経験豊富な先輩方に話を聴くは非常に有効な手段なんですよね。

そうなんです。経験は非常に重要なんです。

ところが、世の中には「経験」と「経験年数」がごっちゃになっている人がいます。すなわち業界に年月の長さが大切思っている方がいます。

経験年数が多いと経験を多く積んで戦闘力(実力)に差があると勘違いしている人です。

きっぱりと言いますが、経験と経験年数とは別物です。

経験年数は言い換えれば業界にいた時間なだけですね。経験とは無関係です。

チーム開発において、リーダーとメンバーの関係が経験年数通り順当に並んでいるとも限りません。当然自分より経験の浅い人がリーダーであったり、自分より経験のある人がメンバーだったりする時もあります。

この時、経験年数絶対主義者がいると厄介なんですよ。

どんな厄介を引き起こすのか?

  • リーダーの言う事を聞かない
  • 浅い経験でリーダーに意見をし始める
  • 自分のチームを勝手に作り出す

浅い経験と言い切っているのは、本当に経験が豊富な人はこういう事をしないからですね。

リーダーが本当に間違っている事を言っていれば意見をしますし、当然あまりに無能な場合は行動を起こします。ですが、そうでない場合はリーダーに意見をしたりはしません。いわゆる無意味な意見をしない訳です。

「あー前の現場では〇〇って方式でしたが、ここではこういうやり方なんですね。まぁ、こっちでもできますね」なーんて言うのは完全に無意味な意見です。もう、自分の経験年数を誇示したいだけですよね。

チーム開発の場合、指揮系統が存在します。各個自由に動き回りつつ、普段は横並びの様な体制であっても意思決定をするブレーンは決まっています。

そのブレーンが決定した内容がメンバーに浸透して規律あるチーム活動ができる訳です。しかし、問題児は若い連中をそそのかして勝手に自分のチームをつくってしまったりもします。もう、チーム開発が成り立たなくなりますよね。

ヤバいタイプ3:へらへらして知ったかぶりが多い

先ほどは経験の事を話しましたが、そうは言ってもIT業界は日進月歩です。新しい事も常に追いかけておく必要があります。目まぐるしく新しいテクノロジーが登場してくるので、知らない事があっても決して恥ずかしい事ではありません。

知らないものは知らないと認めた上で、しっかりとスキルとして身に着けていく姿勢が大切です。

ですが、わからない未知のテクノロジーなのにわからない事をごまかそうとヘラヘラしている人がいます。これヤバイです。

キング・オブ・ヤバイです。

だいたい数回の会話でこのタイプかどうかわかります。

口癖は「あー〇〇みたいなやつですね」

何がヤバいかと言うと次のようなものが挙げられます。

  • 何事においても知っている風にふるまうので、わかっていると思うと実はわかっていなので進捗が全く上がらない
  • わかったふりをしつつ勝手な自分の知識と結びつけようとするので学習能力が機能しない
  • 学習しないので間違った認識のまま作業を進める

この手のタイプは本当に厄介なんですよ。

ヘラヘラしているのは笑顔で会話する事でコミュニケーション能力高いと思っているんです。

なので積極的に周りともコミュニケーションを取るので意外と厄介なんです。

経験年数絶対主義者でこのタイプだと本当に厄介です。厄介すぎて手に負えなくなります。

変な知識とかふりまき始めるんです。かなり周りに悪影響を与えるので早めの対応が必要になってきます。

更に自分は出来ると思っている節があるんで余計な事を勝手にやって傷口を広げるんです。

頼むからおとなしくしていてくれ~!!!!

まとめ

いかがでしたでしょうか?

実際のIT現場で見かけるヤバイ人の3タイプ。

  • 抜け漏れを勝手に埋めてしまう、穴埋めくん
  • 経験年数こそが正義だと思っている、経験年数絶対主義者くん
  • わからない事をわかった様に話しながらヘラヘラしている、しったかくん

これが全て1セットになっている最強種もいたりします。

共通点は「正しく意思の疎通ができないタイプ」と言えますね。あと総じて「無駄にプライドが高い」です。

皆さんも気を付けてくださいね。

自分は自分という考え方は正しいですが人に迷惑をかけるのは正しくないですからね。

このタイプはハッキリ言って迷惑ですからね。

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