IPA試験を受験するならPGはコレ!SEはコレを目指そう!

IT業界
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プログラマもシステムエンジニアも仕事をする上で、評価をされる上で自分のスキルの程度を示す必要があります。実力を示す方法はいくつかありますよね。ポートフォリオもその一つだと思います。

定量的に実力を示せるのが一番重要な事だと思います。

そういう意味では資格であったり公共の試験は絶好です。

ITで公共の試験と言えばIPAが開催している情報処理技術者試験があります。

試験の種類も数多く存在しています。

実際に何を受験すれば良いのか?迷ってしまう位ですよね。

そこでプログラマ、システムエンジニアと何を目指したら良いのか?をまとめて見ました。

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IPAとは

IPAとは「独立行政法人情報処理推進機構」の事です。

「IT社会の動向調査・分析・基盤構築」「情報セキュリティ対策の実現」「IT人材の育成」などの活動を行っています。

主たる活動の1つ「IT人材の育成」の観点から「国家試験 情報処理技術者試験」の実施をしています。

情報処理技術者試験とは

情報処理技術者試験は、「情報処理の促進に関する法律」に基づき経済産業省が、情報処理技術者としての「知識・技能」が一定以上の水準であることを認定している国家試験です。

IPAのサイトより

情報処理技術試験は経済産業省が法律に基づき認定している試験になります。

試験に合格する事は、国内において国のお墨付きをもらった事になります。

自分の実力を国が認めてくれたと言うことですね。

試験の幅は広く、プログラマやシステムエンジニアだけではなくシステム利用者にまで及びます。また難易度によって様々な試験があります。

試験区分一覧 | 試験情報 | IPA 独立行政法人 情報処理推進機構
情報処理推進機構(IPA)の「試験区分一覧」に関する情報です。

ベンダーが開催している試験と異なり、中立的な立場で行われている事、試験料が比較的安価である事も大きな特徴です(商売っ気がない)。ただし、商売っ気がなので試験の頻度が少なく一度不合格になると再度チャンスが回ってくるのが半年後、一年後なんてことも・・・その分、必死に勉強したくなりますよね(笑)

自分の進む道の知識が深まる

国のお墨付きがもらえる!のも魅力ですが、しっかり試験勉強をする過程で必要な知識が身についているのも魅力です。ですのでキャリアパスに合わせて、しっかりと取る(取りたい)資格を選択していきたいですよね。

プログラマーとシステムエンジニアの求められるスキルの違い
プログラマとシステムエンジニアは根本的に業務が異なります。 業務が異なるので当然キャリアパスも違ってくるのですが、全く分離されている訳ではなくコーダーから繋がっています。 システムエンジニアはプログラマーを経験していた方が良いです。 業務内...

プログラマとシステムエンジニアでは求められるスキルが異なってくるので、何の資格を取ったら役立つのか?をシッカリと考える必要があります。

プログラマ向け情報処理技術者試験

プログラマは技術系のスキルをしっかりと抑えていきたいですよね。技術系のスキルと言っても単純ではなく、様々な分野にわかれていくため、更に自分が極めたい技術をしっかりと見定める事が重要になってきます。

ネットワークスペシャリスト

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平成30年実績で合格率15.4%

ネットワークに関する専門的な知識が必要となる試験です。

インフラエンジニア、運用系の要件定義や管理者を目指したい人にお勧めの試験です。また、現代のコンピュータには無くてはならないネットワークの知識ですので、合格していると色々な所で役立つ思います。

データベーススペシャリスト

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平成30年実績で合格率13.9%

データベースに関する専門的な知識が必要になる試験です。データベースと一概に言っても非常に幅広く、データ解析の世界から運用、管理の世界になるとインフラ知識まで必要とされる世界です。

これからの時代はビッグデータの時代ですので、データベースの需要もこれまで以上にますます増えるでしょうし、これまれ以上に大量データを高速に取り扱う必要があるので、ますます高度なスキルが求められます。この試験に合格しておくことは、その知識を有している証明となるので非常に優位です。

エンベデッドシステムスペシャリスト

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平成30年実績で合格率17.8%

組込み系エンジニアを目指す人にお勧めの試験です。今後IoTが世の中に浸透していくと、組込み系エンジニアの需要はますます高まっていきます。その時に本試験に合格しているとキャリア的にも非常に優位になります。

ITサービスマネージャ

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平成30年実績で合格率14.3%

運用系エンジニアの方が目指す試験です。ITサービスがこれだけ世の中に普及すると水道やガス、電気と並ぶ公共インフラと呼んでも過言ではないと思います。そのインフラ基盤をしっかりと支える運用系エンジニアはますます注目が高まってくるでしょう。

システムエンジニア向け情報処理技術者試験

プログラマと大きな違いであるエンドユーザ、利用者との接点です。

上位に行けば行くほど、より上位(経営層に近い)の人との接点が増えていきます。

その様なITシステム開発だけで知識ではなく、経営層との渡り合えるような知識を深めていくのがシステムエンジニアの高みに登る道になります。

ITストラテジスト

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平成30年実績で合格率14.3%

経営戦略に基づきIT戦略を起案し提言をするコンサルタントを目指したい人にお勧めの試験です。システム開発の最上流ともいえる部分で活躍したい人向けです。

システムアーキテクト

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平成30年実績で合格率12.6%

システムアーキテクト試験は「システム設計」の工程だけでなく、企画されたシステムをより具体化する為の設計が行える、上流工程での活躍をする立場の人向けの試験になります。

要件定義よりも上流で設計に携わりたい人向けの試験と言えます。

プロジェクトマネージャ

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平成30年実績で合格率13.2%

プロジェクトマネージャーを目指す人なら、PMBOKも良いですが、この試験を目指しても良いでしょう。プロジェクトを成功させる事の知識を手に入れる事が出来ます。プロジェクトマネージメントで重要なのはプロジェクトを継続的に成功させる事が出来る事。その為にプロジェクトメンバーを成長させる事も重要な要素です。

情報処理安全確保支援士試験

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平成30年実績で合格率17.7%

昨今、情報セキュリティに関する認識がますます高まってきています。これら情報セキュリティに関して経営層に対して技術的な支援をする人の為の試験です。

本試験に合格すると国家資格である「情報処理安全確保支援士」に登録する資格を得る事が出来るので、資格を狙っている人は必ず合格する必要があります。

システム監査技術者

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平成30年実績で合格率14.4%

システム監査を目指したい人の為の試験です。現場にあるシステムをより効率的に運用、また改善する為に評価を行い、経営陣に説明を行う立場です。また施策の実施を補助したりと、高度なスキルが必要になる立場です。

PG・SE共通の情報処理技術者試験

ここまで紹介した試験は、高度な試験ばかりです。

いきなり目指すには厳しすぎる試験もあります。

その前に、まずはベースとなる知識をしっかり身に着ける必要があります。

IT業界の基礎的な知識はPG、SE関係なし。共通的に必要になります。

そんな基礎的な知識を身に着ける事が出来る試験がこちらになります。

ITパスポート

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平成30年実績で合格率51.7%

プログラマやシステムエンジニアなど、IT業界にいる人間だけでなく、ITシステムを活用する人達(エンドユーザーや経営者)なども対象とした幅広い試験です。

ITパスポートの名が示す通りにITの世界に入る為のパスポートと呼べるほど基本的な知識の試験になります。ITの知識だけでなく会計や経営戦略の事まで幅広く勉強する事が出来ます。

この試験だけでは随時実施されている試験になります。

もし、IT未経験でIT企業へ入社を考えている方(新卒、中途問わず)へアドバイスです。最低限この試験は取っておいた方が良いと思います。

基本情報処理

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平成30年実績で合格率25.6%

基本情報処理の名が付くように、ITエンジニアの登竜門となる試験です。この資格を持っている事はIT業界での基本的な知識を有している証明にもなります。

自分でプログラマ、システムエンジニアを名乗るなら合格していないと恥ずかしい試験です。

応用情報処理

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平成30年実績で合格率23.1%

基本情報の上位版にあたる試験です。IT業務に関わる幅広い知識を必要とされる試験です。プログラマもシステムエンジニアを目指す人もまずは応用情報処理を狙ってみる事をお勧めします。

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