♪今年の汚れ今年の内に♪
年末の大掃除、やる気はあるのにキッチンの五徳(ごとく)の油汚れだけはテンションが下がりませんか。
こびりついた油と焦げって、ちょっとこすった程度じゃビクともしないんですよね。
そこで本記事では、ゴシゴシ地獄を少しでも軽くする方法として、「重曹水で五徳を煮る」やり方を、写真つきでまとめます。
通販みたいに“サーッと拭くだけ”は無理ですが、何もせずに削るよりは、かなりラクになります。
忙しい人向け:やり方はこれだけ
- 鍋に水(五徳が浸る量)+重曹(水1Lに大さじ2)
- 沸騰後、五徳を入れて10分煮る
- 火を止めて2時間放置 → 金たわし等でこする
※焦げが強い場合は「放置を一晩」にすると落ちやすくなります(後述)
用意するもの
必要なものはこちらです。
- 水:適量(五徳がひたるくらい)
- 重曹:水1Lに対して大さじ2杯
- 五徳が浸る深さのある鍋(ステンレス推奨)
- 手袋(手荒れ防止)
- 金たわし / ステンレスたわし / 使い古しの歯ブラシ
- 油汚れのこびりついた五徳
重曹は掃除・消臭・料理と使い道が多いので、ストックしておくと便利です。
一緒にあると楽になるアイテム(おすすめ)
- 手肌を守る:厚手のゴム手袋(熱い湯+アルカリは手がやられます)
- 削りやすい:ステンレスたわし / 金たわし
- 仕上げに便利:マイクロファイバークロス
- 強烈な汚れ用(任意):セスキ炭酸ソーダ or 炭酸ソーダ(後述で説明)
手順(五徳を重曹水で煮る)
- 時間がかかるので、大晦日ではなく数日前にやると気持ちがラクです。
- 鍋に五徳が浸るくらい水を張ります。
- 重曹を入れます(水1Lに重曹大さじ2杯)。
- 重曹水を沸騰させます(換気扇ON推奨)。
- 沸騰したら五徳を入れて10分煮込みます。
- 10分経ったら火を止めて、そのまま2時間つけ置きします。
- 取り出して、金たわし等でこすり、こびりついた汚れを落とします。
大枠はこれだけです。
ポイントは「こする前に、熱+重曹で“汚れをゆるめる”」ことです。
本当に落ちる?実際に検証
実際に検証に使った五徳がこちらです。
汚い!!!
これを「10分煮る → 2時間放置」して、そのあとゴシゴシした結果がこちら。
ここまで落ちました!!
まだ少し残っていますが、かなり落ちています。
正直、こすりはしました。でも、何もせずに削るよりは圧倒的にラクでした。
落ちない時のコツ(時短・追加技)
1)つけ置きを「2時間→一晩」にする
時間が取れるなら、放置時間を一晩にすると、焦げがふやけやすくなります。
(鍋ごと放置が難しければ、火を止めてから別の容器に移してもOKです)
2)こすり道具を変える(歯ブラシだけだと負けます)
焦げが強い五徳は、歯ブラシだけだと削り切れないことが多いです。
ステンレスたわし → 細部は歯ブラシの順番にすると効率が上がります。
3)「重曹→セスキ」へ強化する(任意)
重曹は扱いやすい反面、アルカリとしては弱めです。
汚れが“化石化”している場合は、セスキ炭酸ソーダ(重曹より強め)に切り替えると、落としやすくなることがあります。
ただし、素材や塗装との相性があるので、目立たない場所で試してからにしてください。
補足:「強い洗剤ほど正義」ではありません。素材を傷めるリスクも上がるので、重曹→セスキの順が無難です。
なぜ重曹水で煮込むと落ちるのか
理由はざっくり2つです。
1)アルカリで油汚れがゆるみやすくなる
重曹(炭酸水素ナトリウム)は弱アルカリ性で、油汚れの成分(脂肪酸など)をゆるめたり、落としやすい状態に変えたりします。
水だけよりも、汚れが“剥がれやすい”方向に寄せてくれます。
2)温度の力で「汚れが柔らかくなる」+「アルカリが働きやすくなる」
冷えた油は固く、焦げと合体してガチガチになります。
煮ることで汚れが柔らかくなり、さらに重曹も働きやすくなるので、結果的にこする作業が軽くなります。
アルカリパワーがアップして戦闘力が向上します。
フリーザ並みの油汚れにも、勝てる確率が上がるわけです!!
注意点(安全・鍋・素材)
- 手袋は必須:アルカリ+熱で手が荒れやすいです。
- 換気:油汚れを煮るのでニオイが出ます。換気扇は回しておくと安心です。
- 火傷に注意:熱い重曹水を扱います。子ども・ペットがいる環境は特に注意。
- 鍋の素材:アルミ鍋は変色・傷みの原因になることがあります。可能ならステンレス鍋がおすすめです。
- コーティング品:五徳が特殊コーティングの場合、劣化する可能性があります。心配なら短時間で様子見してください。
「安全にラクする」が正解です。無理をしてケガしたら、汚れよりダメージがでかいです。
汚れを溜めない予防策
五徳の掃除を“イベント化”すると、毎回つらくなります。
軽くでもいいので、汚れが薄いうちに触ると、次回が激ラクになります。
- 料理後、冷めてからキッチンペーパーで油を軽く拭く
- 週1回、歯ブラシで表面だけでもこする
- 月1回、今回の重曹つけ置き(煮るのは半年に1回でもOK)
よくある質問
Q. 五徳は「重曹で煮る」だけでピカピカになりますか?
A. 正直に言うと、煮るだけで完全に新品級は難しいです。
ただ、煮ることで汚れがゆるむので、こする工程がかなり軽くなります。
Q. つけ置き時間は2時間じゃないとダメ?
A. 2時間は目安です。焦げが強い場合は一晩が効くことがあります。
Q. 重曹がない場合はどうする?
A. セスキ炭酸ソーダ等のアルカリ剤でも似た方向性は狙えますが、素材との相性があります。
迷ったら、扱いやすい重曹が無難です。
まとめ
五徳の油汚れ・焦げは、正面から削ると心が折れます。
重曹水で煮る → 放置 → こするの順にすると、汚れがゆるむので、作業がだいぶ現実的になります。
時間はかかりますが、やっていること自体は単純です。年1回の大掃除でもいいので、五徳もスッキリさせて気持ちよく過ごしてみてください。
重曹はAmazonでも購入可能です(ストックしておくと、他の掃除にも流用できます)。







コメント