いよいよ2026年2月、雪と氷の祭典、ミラノ・コルティナダンペッツォ五輪が開幕します。
4年に一度の熱狂。しかし、我々日本の社会人の前には、常に巨大な壁が立ちはだかります。「時差」という名の理不尽な暴力です。
思い出してください、2006年のトリノ五輪を。荒川静香選手がイナバウアーを決めたあの早朝、我々は充血した目で出社し、ゾンビのように働きませんでしたか?
東京、北京と「時差なし天国」に慣れきった我々の体に、久しぶりに「欧州開催の洗礼」が襲いかかろうとしています。

「開会式を見たいけれど、平日のど真ん中なら即死」「注目のフィギュアは何時?会議中に隠れて見るべき?」
そんなスケジュールのパズルに頭を抱えるあなたに、結論を提示します。
今回の五輪、カレンダーの神は我々に微笑みました。
開会式は日本時間の「2月7日(土)早朝」です。
つまり、金曜働きの社会人は「有給という伝家の宝刀を抜かずとも、リアルタイムで視聴可能」なのです。
本記事では、IOCおよびJOCの確定発表に基づき、難解な現地時間を日本時間へ完全換算。さらに、競技ごとの「翌日の業務への支障レベル」と、ここぞという時の「有給投入ポイント」を徹底解説します。
ミラノコルティナ2026 開会式は日本時間の「2月7日(土)」

まずは、全人類が気になっている開会式と閉会式のスケジュールです。
結論から言えば、今回のイタリア開催、日本のサラリーマンにとっては「奇跡的な配置」でした。
開会式・閉会式の正確な日本時間
イタリアと日本の時差はマイナス8時間。現地が夜のゴールデンタイムであれば、日本は夜明け前の静寂です。
具体的な日程は以下の通り。
| イベント | 現地時間(イタリア) | 日本時間(JST) |
| 開会式 | 2/6(金) 20:00 | 2/7(土) 04:00(早朝) |
| 閉会式 | 2/22(日) 20:00 | 2/23(月・祝) 04:00(早朝) |

お気づきでしょうか。
開会式は土曜日の早朝。徹夜で視聴しても、翌日に上司の顔色を伺う必要はありません。そのまま昼まで泥のように眠ればいいのです。
さらに注目すべきは閉会式。
2月23日は「天皇誕生日」の祝日。月曜日ですが、休みです。
つまり、今回の五輪は最初と最後が休日に守られている要塞。社会人に優しい、まさに「福利厚生の行き届いた五輪」と言えるでしょう。

放送局・配信はどこ?(NHK・民放・TVer)
例年の傾向から、開会式・閉会式は「NHK総合」での生中継が濃厚です。サブとしてTVerやNHKプラスでのネット配信が脇を固める布陣となるでしょう。
ここで重要なのは「視聴スタイル」の戦略です。
2月の早朝4時。気温は冷蔵庫の中、あるいはシベリアです。
暖房の効いていないリビングへ移動し、テレビの前で待機するのは、もはや苦行と言えます。
私の推奨スタイルは、「布団の中での完全籠城(コックピット化)」です。
スマホまたはタブレットをアームで固定し、ワイヤレスイヤホンを装着。体温を逃さず、家族も起こさず、自分だけの世界で開会式に没入する。
これこそが、現代における最も賢い五輪の楽しみ方なのです。

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【競技別】日本時間スケジュールと「睡眠リスク」判定

開会式はクリアしましたが、問題は個別の競技です。
イタリア開催の場合、競技時間は日本時間の「夕方から翌朝」にかけて行われます。
あなたが推している競技によっては、生活リズムが崩壊するでしょう。
注目競技の「おいしい時間帯」はここだ
競技の決勝時間が、我々の睡眠にどのような打撃を与えるか。
独自に開発した「徹夜指数」を用いて判定しました。
- ★☆☆:余裕(夕食後のリラックスタイム)
- ★★☆:軽傷(少し夜更かしすれば見れる)
- ★★★:重体(早起き、または徹夜必須)

| 競技ジャンル | 主な時間帯(日本) | 徹夜指数 | 対策・本音 |
| スキー・スノボ | 17:00〜23:00 | ★☆☆ | 会社帰りや夕食時に観戦可能。一番平和な時間帯。 |
| スピードスケート | 22:00〜26:00 | ★★☆ | 「あと1組だけ」と粘っているうちに2時になる罠。 |
| フィギュア | 02:00〜06:00 | ★★★ | 最も過酷。「早寝早起き」へのシフトが必須。 |
ご覧の通り、フィギュアスケートのファンにとって、今回の五輪は試練です。
夜中の2時や3時というのは、起きて待つには長く、一度寝て起きるには短すぎる、まさに「魔の時間帯」。
ここで無理に夜更かしをすると、翌日の仕事のパフォーマンスはゴミになります。
フィギュア観戦に関しては、「前日の21時に寝て、3時に起きる」という、パン屋のような生活リズムへの切り替えを強く推奨します。

日本人メダル候補の試合日程(ピンポイント解説)
特に見逃せないのが、日本人選手のメダルがかかった瞬間です。
ここで朗報があります。男子フィギュアの日程だけは、「神がシフトを組んだ」としか思えない奇跡的な配置でした。

- 男子SP:2月11日(水) 02:30〜
→ 水曜日ですが、この日は「建国記念の日(祝日)」です。寝不足でも許されます。 - 男子フリー:2月14日(土) 03:00〜
→ 土曜日の早朝です。見終わってから昼まで爆睡可能です。
鍵山優真選手たちがメダルを争う歴史的瞬間を、我々は「有給を使わずに」目撃できるのです。
これは、我々が日頃、満員電車という名の護送車に揺られて徳を積んできた結果ですよね?
会社・学校は休むべき?有給推奨リスト

「仕事か、五輪か」。
そんな究極の二択を迫られた時、私は迷わず五輪を選べと言いたいところですが、生活費も大事です。
有給休暇は無限ではありません。ここぞという場面で使うべき戦略兵器です。
この日だけは休め!「激アツ」な日程3選
私の独断と偏見で選ぶ、有給を投入すべき日は以下の通り。今回は「金曜日の早朝」が山場です。

- 2月13日(金)03:30~:女子スノボ・男子スノボ ハーフパイプ決勝
週の終わりの金曜早朝。ここが最初の壁です。平野歩夢選手らが空中で回転しているのを見た直後に、Excelのセルを結合する単純作業なんてできません。午前半休、あるいは全休を取り、3連休にしてしまいましょう。 - 2月20日(金)03:00~:女子フィギュア フリー
女子フィギュアの決着もまた、金曜のド深夜です。競技終了は朝7時頃。そのまま出社してまともな業務ができるはずがありません。この日は会議を入れてはいけません。
事前に申請するのが難しい職場環境もあるでしょう。
その場合は「事後申請」も辞さない覚悟が必要です。「体調不良」というカードを切るかどうかは個人の判断ですが、五輪の感動で知恵熱が出ることは医学的にもあり得る話(暴論)です。
見逃した場合の対処法(VOD・見逃し配信)
それでもどうしても仕事で見られない場合。
現代にはTVer、NHKプラス、そして民放公式YouTubeというセーフティネットが存在します。
ここで重要なのは「ネタバレ回避術(デジタル鎖国)」です。
SNS、ニュースアプリの通知。これらは全てオフにしてください。
結果を知ってから見るスポーツ中継ほど、味のしないガムはありません。
情報を完全に遮断し、帰宅後に録画や配信を見る。まるで生中継かのように興奮する。
これが「時差」に対する人類の勝利ですよ。

まとめ

最後に要点を整理します。
- 開会式は2/7(土) 04:00。週末なので社会人も安心。
- 閉会式は2/23(月・祝) 04:00。こちらも祝日で安心。
- 男子フィギュアも祝日・土曜でカバーされている奇跡の配置。
- ただし、女子フィギュアとスノボHPは「金曜早朝」の死闘。有給の準備を。
今回のミラノ・コルティナ五輪は、日程的には「社会人の味方」です。
しかし、早朝4時の視聴は、寒さと眠気との戦いであることに変わりはありません。
今のうちに、スマホのカレンダーに予定を入れ、暖かい毛布と視聴環境を整えておきましょう。
準備不足で歴史的瞬間を見逃しては、向こう4年間、後悔することになりますよ。


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