「久しぶりにファミコンを遊びたいけれど、実機を引っ張り出すのは面倒…」
「PCのエミュレーターで遊びたいけれど、キーボード操作だと斜め入力が入らなくてイライラする…」
そんな悩みを抱えるレトロゲーム世代の皆様、お待たせしました。
今回は、Windows 11環境における最強の組み合わせ、高機能エミュレーター「Mesen2」とコントローラー「8BitDo SN30 Pro」を使用して、名作アクション「グーニーズ」をプレイする方法を徹底解説します。
実は、このコントローラーを選ぶのには、単なる「懐かしさ」以上の決定的な理由があります。
この記事を読めば、忙しい大人でもストレスなくエンディングまで到達できる「現代版・快適レトロゲーム環境」の作り方が分かります。
ファミコン名作「グーニーズ」をMesen2で検証:ゼルダと同時発売の傑作

今回、Mesen2の性能を検証するために選んだタイトルは、コナミの名作アクション「グーニーズ」です。
映画原作のゲーム(キャラゲー)は「クソゲー」という当時のジンクスを打ち破り、映画を見ていない層ですら虜にした傑作アクション。探索要素と爽快感のバランスが絶妙で、エミュレーターの機能を試すにはこれ以上ないタイトルと言えます。
基本情報とスペック
まずは、本作の基本的なプロフィールを整理しておきましょう。
| タイトル | グーニーズ (The Goonies) |
|---|---|
| メーカー | コナミ |
| 発売日 | 1986年2月21日 |
| ジャンル | アクション |
「1986年2月21日」が持つ意味とは?
レトロゲームファンにとって、本作の発売日である「1986年2月21日」は特別な意味を持つ日付です。
実はこの日、あの「ファミコンディスクシステム」およびローンチタイトル「ゼルダの伝説」の発売日と同じ日なのです。
当時のゲーム業界は、ディスクシステムという「次世代の波」に湧いていました。メディアや子供たちの注目が、大容量の磁気ディスクを採用した「ゼルダ」に集中する中で、従来のROMカセットとして発売されたのがこの「グーニーズ」です。
普通なら超大作の影に埋もれてしまう状況ですが、本作は違いました。
「ディスクシステムは高くて買ってもらえない」という多くの子供たちにとって、ROMカセットで遊べる本作は救世主であり、その完成度の高さから「ゼルダと並び立つ名作」として記憶されることになったのです。
この歴史的背景を知ってからプレイすると、当時のコナミ開発陣の「ROMカセットでもここまでできる!」という意地が伝わってくるようです。
💡ここがポイント
ディスクシステムのロード時間にイライラした記憶がある方も多いはず。ROMカセット(およびエミュレーター)ならではの「爆速起動・ロードなし」の快適さは、現代の時短プレイにおいて大きなメリットです。
BGMの魔力:8bitで再現されたシンディ・ローパー
本作を語る上で絶対に外せないのが、コナミ矩形波倶楽部による卓越したサウンド表現です。
映画の主題歌であるシンディ・ローパーの「The Goonies ‘R’ Good Enough」が、ファミコン音源(8bit)で見事にアレンジされています。単なるBGMではなく、ゲームの疾走感を生み出す「エンジン」として機能しており、イントロのベースラインを聞くだけでコントローラーを握る手に力が入ります。
実機では味わえない「高音質なサウンド出力」もMesen2を利用するメリットの一つです。
Mesen2のサウンド設定やイコライザー機能を使えば、この名曲をさらにクリアな環境で楽しむことが可能です。
Windows 11で構築する「Mesen2 × 8BitDo SN30 Pro」の最強プレイ環境
結論から言うと、現在のWindows 11環境でレトロゲームを遊ぶなら、以下の組み合わせが「最適解」の一つです。
遅延や設定の煩わしさを極限まで排除し、「起動してすぐに遊べる」ストレスフリーな環境を構築しました。
今回のプレイ環境
- OS:Windows 11
- エミュレーター:Mesen2(最新版)
- コントローラー:8BitDo SN30 Pro
エミュレーター:なぜ「Mesen2」一択なのか
数あるファミコンエミュレーターの中で、今回「Mesen2」を選んだ理由は明確です。
それは、「Accuracy(実機再現性)」が圧倒的に高いからです。
古いエミュレーターでは「特定の場面で音がバグる」「画面がちらつく」といった不具合が起きがちですが、Mesen2は実機の挙動を徹底的に解析して作られており、驚くほど安定しています。
1つのソフトで全ハードを網羅
Mesen2は「マルチシステムエミュレーター」に進化したため、これ1つ導入しておけば以下のハードが全て動作します。
- ファミリーコンピュータ / NES
- スーパーファミコン / SNES
- ゲームボーイ / GB / GBA
- PCエンジン
- セガ・マスターシステム / ゲームギア
以前のように「FC用はこれ、SFC用はあれ…」と複数のソフトを使い分ける必要はありません。
さらに、入力遅延を極限まで減らす「Run-Ahead」機能も搭載されており、アクションゲームにおける操作感は実機と同等、あるいはそれ以上です。
【関連情報】
PCでのエミュレーター環境以外にも、実機カセットを使って遊べる「レトロフリーク」という選択肢もあります。環境構築が難しいと感じる方はこちらもチェックしてみてください。
コントローラー:8BitDo SN30 Proを選んだ機能的必然性
「たかがコントローラー」と侮ってはいけません。
キーボード操作では斜め入力が難しく、アクションゲームの難易度が理不尽に上がってしまいます。かといって、千円程度の安価なUSBコントローラーはボタンの耐久性に難があることが多いのです。
そこで導入したのが、レトロゲーマーの間で評価の高い「8BitDo SN30 Pro」です。
パッケージを開封すると、往年の名機を彷彿とさせる「G Classic Edition」のボディが現れます。
スーパーファミコン世代にはたまらない配色ですよね。
実際に手に取ってみて驚いたのは、その「軽さ」です。
近年の高機能コントローラーはずっしりと重いものが多いですが、これは長時間プレイしても手首への負担がほとんどありません。
面倒な設定不要!USBで挿すだけの「X-Input」対応
このコントローラーを選んだ最大のメリットの一つが、接続の手軽さです。
付属のUSB-CケーブルでWindows PCに接続すると、自動的に「Xbox 360 コントローラー(X-Input)」として認識されます。
これが何を意味するかと言うと、「Mesen2側でのボタン設定がほぼ不要」ということです。
多くのPCゲームやエミュレーターはX-Inputを標準規格としているため、繋ぐだけですぐに理想的なボタン配置で遊ぶことができます。Bluetooth接続も可能ですが、遅延をゼロにするなら有線接続がベストです。
「L2/R2ボタン」が快適なエミュライフの鍵
そして、私がこのコントローラーを選んだ決定的な理由がここにあります。
ファミコンやスーファミの実機には存在しない「L2 / R2ボタン」が搭載されている点です。
「レトロゲームにそんなボタンいらないでしょ?」と思われがちですが、エミュレーター環境ではこれが神機能に化けます。
ゲーム操作(十字キーやABボタン)とは独立したこれらのボタンに、「巻き戻し」や「早送り」といった特殊機能を割り当てられるからです。
操作に干渉せず、指の届きやすい場所に便利機能を配置できる。この「機能的必然性」こそが、8BitDo SN30 Proを選ぶ最大の理由なのです。
もう、安物のコントローラーで消耗するのは終わりにしませんか?
実機以上の操作性と現代の便利機能をこれ1台で。
▼今回使用したコントローラーはこちら
[ここに8BitDo SN30 Proのアフィリエイトリンクを貼ってください]
実機超えの快適さ?Mesen2の「巻き戻し設定」と8BitDoの操作感レビュー
それではMesen2を起動して、実際に「グーニーズ」を遊んでいきます。
結論から言うと、「実機以上の快適さ」がそこにありました。その理由は、画質の良さだけでなく、コントローラーの物理的な操作感と、エミュレーター側の設定の組み合わせにあります。
Mesen2のライブラリ画面です。サムネイルが自動取得され、UIも非常に洗練されています。
起動した瞬間、ドットのシャープさが際立ちます。当時のブラウン管の滲みも味わい深いですが、現代のモニターで見るクッキリとしたドット絵もまた、格別の美しさがあります。
操作感は?十字キーの「硬さ」について
8BitDo SN30 Proを実際に使ってみて、最初に感じたのは「十字キーのクリック感の強さ(硬さ)」です。
ネット上のレビューでも散見されますが、確かに純正のファミコンやスーパーファミコンのコントローラーに比べると、押し込みに少し力が要ります。ふにゃふにゃした安物のUSBコントローラーとは対極にある感触です。
▼ここがポイント
- メリット:誤入力(意図しない斜め入力など)がほぼ発生しない。
- デメリット:長時間のプレイや、格闘ゲームのコマンド入力には少し慣れが必要。
しかし、「グーニーズ」のようなアクションゲームにおいて、この硬さはむしろ「正確性」というメリットに変わります。
梯子を登ろうとして横移動してしまうようなミスが一切なく、狙った場所にピタリと止まることができます。30分ほど遊んでいると指に馴染んでくるため、個人的には「信頼できる硬さ」だと感じました。
【必須設定】L2/R2に「時を戻す力」を授ける
今回、私が最も推奨したい設定がこれです。
8BitDo SN30 Proには、ファミコンには存在しない「L2 / R2ボタン」があります。ここにMesen2の特殊機能を割り当てることで、レトロゲームの難易度を一気に現代風にアレンジできます。
| ボタン | 割り当て機能 | 効果とメリット |
|---|---|---|
| L2 | 巻き戻し (Rewind) |
押している間、ゲームが数秒前に戻ります。 落下ミスや被弾を「なかったこと」にできます。 |
| R2 | 早送り (Fast Forward) |
ゲームスピードが4倍〜8倍になります。 演出のスキップや移動時間の短縮に便利です。 |
この設定は、Mesen2のメニュー「設定」>「入力設定」から簡単に割り当て可能です。
実際にプレイ中、「あ、穴に落ちた!」という瞬間にL2ボタンを押すと、マリオのビデオのようにスーッと時間が巻き戻ります。
昔はゲームオーバーになったら最初のステージからやり直しでしたが、この機能のおかげで「大人の時間の無駄遣い」を回避しつつ、純粋にアクションを楽しむことだけに集中できます。
遅延は感じるか?アクションゲームとしての評価
エミュレーターで最も懸念される「入力遅延」についても検証しました。
結果として、体感できる遅延はほぼ皆無です。
- 有線接続(USB-C)による安定した伝送
- Mesen2の高精度なエミュレーション
この2点がうまく噛み合っています。
主人公マイキーのキック攻撃や、ジャンプの着地判定もシビアに反応してくれます。「エミュレーターだから操作が重い」という言い訳は、この環境では通用しないレベルで快適です。

特に「グーニーズ」は敵の動きが変則的で接触しやすいゲームですが、巻き戻し機能と低遅延のおかげで、当時はクリアできなかったステージもサクサク進めることができました。
【PC環境も重要】
快適なエミュレーションには、PCのスペックもある程度影響します。もしPCでのプレイに限界を感じたら、専用のゲーミング環境を検討するのも一つの手です。

まとめ:Mesen2と8BitDo SN30 Proは「大人の時短レトロゲーム」の最適解
ここまで、Mesen2と8BitDo SN30 Proを使用して「グーニーズ」をプレイした様子をお届けしました。
結論として、「昔クリアできなかったゲームを、ストレスなくエンディングまで楽しみたい」なら、この組み合わせは間違いなく現在の最適解の一つです。
「懐かしい」だけで終わらせないための機能美
レトロゲームを久しぶりに遊ぶと「こんなに難しかったっけ?」と挫折しがちですが、今回の構成ならその心配はありません。
- Mesen2の再現性:実機と変わらない挙動とサウンドで、思い出に没頭できる。
- L2/R2ボタンの革命:「巻き戻し」を手元で即座に行えるため、即死ポイントも怖くない。
- 有線接続の安定感:Bluetoothのペアリングや遅延に悩まされず、挿すだけで確実に動く。
特に、8BitDo SN30 Proの「L2ボタンに巻き戻しを割り当てる」という運用は、一度体験すると戻れません。忙しい現代人が限られた時間でレトロゲームを攻略するには、この「時間のコントロール」こそが必須の機能だからです。
コントローラーへの投資価値
記事中で触れた通り、8BitDo SN30 Proの十字キーは新品時点では若干の硬さがあります。しかし、それを補って余りあるのが「物理ボタンの豊富さ」と「精度の高さ」です。
安価なUSBコントローラーで「ボタンが効かない」「すぐに壊れる」というストレスを抱えるより、信頼性の高いデバイスを一つ持っておく方が、結果として長く快適に遊べます。
1986年の「グーニーズ」も、2026年の最新環境で遊べば、全く新しい遊びごたえのあるゲームに生まれ変わります。
ぜひ皆さんも、最高の環境を整えて、あの頃の冒険を「再開」してみてください。
Amazonでベストセラー! 巻き戻し機能活用でクリア率100%へ
【重要】エミュレーターの利用に関する注意
エミュレーターでゲームを遊ぶ場合、必ず「自分自身で購入し、現在も所有しているゲームソフト」から個人的に吸い出したROMデータ(ゲームデータ)を使用してください。
インターネット上から違法にアップロードされたROMデータをダウンロードして使用することは、著作権法違反となります。また、吸い出したデータを他人に譲渡・販売・配布することも法律で禁止されています。
ルールとマナーを守って、正しくレトロゲームを楽しみましょう。








コメント