フォートナイト流行っていますね。バトロワ系のTPSゲームです。
私自身もどっぷりハマって夜な夜な遊んでいます。
e-スポーツの流行にのっかりプロゲーマーを目指す人たちも多くなりました。
そんな折、こんなTweetを見つけました。
フォートナイトでプロになろうと思った時は仕事辞めたら余裕でなれる確信があって辞めてからもう練習して3ヶ月でプロになった。
だけど今の若い子達は学校も行かずゲームだけはやめた方がいいよ。— はくとん (@hA9uton) February 18, 2021
プロゲーマーを一本化するリスク
ここではプロゲーマーのみで生活しようと考えた場合、30代40代と将来を見越さず、プロゲーマーをゴールとして頑張った場合のリスクを検証してみます。
収入のリスク
まず考えられるのが収入面のリスクです。
プロゲーマーの年収はどれくらいなのか?
平均で450万円と言われています。
サラリーマンの平均年収は400万円です。
お、サラリーマンより良いじゃん。
と思ったあなた。
焦ってはいけません。
格差の大きいプロゲーマーの底辺はそれだけでは生活できないレベル
日本のサラリーマンの年収分布と違って、プロゲーマーの年収は上から下の格差がとてつもなく離れた分布になっている平均年収です。
おそらく底辺は職業として成り立っていないくらいの収入しかないでしょう。
プロと呼ぶのもおこがましいくらいの収入な筈です。
活躍できる期間が短すぎて生涯収入はもっと低い
プロゲーマーとしての商品価値はよほどの事が無い限り短命です。
よって運よく平均以上稼げたとしても、あっという間に落ちます。
サラリーマンは長く企業で働くことができ、安定した収入を長期にわたり得る事が出来るため、生涯収入はプロゲーマーよりも高いです。
世間を知らない期間に活躍するリスク
プロゲーマーが活躍できる世代は動体視力がピークを迎える10代~20代前半と言われています。
この活躍できる期間って、まだまだ世間を知らない子供の時代です。
プロともなると複雑な契約やスポンサーとの関連、さらに分不相応の収入があったりします。世間を知っている人なら大きく道を踏み外したり甘い言葉に騙されたりすることは無いのでしょうが、10代~20代前半世間を知らない若者は、大きく道を踏み外す可能性があります。
幅広い知識を大量に吸収するチャンスを逸するリスク
先ほども書いたように、プロゲーマーとして活躍できる期間と言うのは、恐ろしく若い期間です。この期間、世の中の色々なものに興味を持ち、色々なものや世界と接し、色々な経験をする事で幅広い知識を得る事が出来ます。
ですが、プロゲーマー、しかもあるゲーム専門となると非常に偏った世界で若者の時代を過ぎる事になってしまいます。
ゲームを否定しているわけではないです。ゲームでも様々なゲームに触れることは、様々な世界で経験を得るのと同じ事だと思っています。
未熟な業界
若い世代じゃないと活躍が難しいのがe-スポーツ。
しかし、その反面活躍できる期間が他の競技と比べると極端に短いのも特徴と言われています。
10代でちやほやされ、20代前半でピークを過ぎた時に残るもの。
その時に次の人生が歩めるようにしてあげる事が大切な事だと思います。
プロゲーム団体は第2の人生を歩めるプランを用意すべきでしょう
プロゲーマーの団体は選手に対して第2の人生を歩めるようなバックアッププランを用意すべきでしょう。
手あたり次第若くて生きのいい子をその気にさせて契約して使い捨てにならないように、引退した選手は裏方であったり、関連企業に斡旋したりとバックアップできるプランが必要だと思います。
10代と契約する団体は学習のサポートをすべきでしょう
これが一番大事ですかね。本当に色々な事を経験できる時間を無駄にしてはダメです。
特に学業は本当におろそかにしてはダメですよね。
絶対に勉強はサポートしてほしい。
本当のスポーツ競技でも10代の選手に対しての学業サポートって進んでいますよね。
それだけ、この時期が大切ってことです。
プロゲーム業界もこの分野は手厚くしていただきたい。
まとめ
e-スポーツ業界が今後盛り上がっていくために、選手たちの未来。
しっかりとサポートする事がカギだと思います。
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