就職するなら労働時間が少ない職場を選択すべきたった1つの理由

雑記
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就活活動をされている学生にぜひ見て頂きたい。

今回、お話するのは就職先の選び方とその理由です。

日本国民には3つの義務があります。「教育」「勤労」「納税」です。

要するに仕事に「必要な知識を学び働いて稼いで納税せよ」という事です。

では、何を基準に就職先を選ぶのか?

お金?それともやりたい事?

何が正しくて、何が間違っているって事は無いのですが、私のこれまでの経験と周辺にいる人を見てきて思う就職先の基準とその理由をお話します。

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就職先選びの最重要条件は「労働時間」

記事のタイトルにもなっているので勿体ぶっても仕方無いので、最初から単刀直入いきます。

就職先選びの最重要条件はズバリ「労働時間」です。

労働時間が短い会社を選びましょう。

やりたい事や憧れの会社も大切な企業選定の基準です。しかし、それは3番目以降の条件です。

くどい様ですが最も最重要となる条件は労働時間が少ない、すなわち残業時間が少ない会社。これに限ります。

ちなみに2番目は給与です。

労働時間の少ない企業に就職を勧めるシンプルな理由

それでは、なぜ残業時間が少ない会社を選択するのか?を解説していきます。

前提:労働時間は拘束時間

労働時間は会社に労働力を提供している時間です。

当たり前の事ですが自由な時間ではなく、会社が期待する労働力を提供する必要があります。

ここに自分の意志はありません。大前提として「会社のため」があります。「自分のため」は存在しないと思ってください。サラリーマンとは良い意味でも悪い意味でも、そういう存在です。

例えやりたい仕事であっても、最終的な意思決定は会社にとって得かどうか?になります。

要するに会社の一部であり、会社のために動きが拘束されている訳です。

労働時間は自由が効かない拘束されている時間なのです。

労働時間を究極的に言い換えると「自分のやりたい事が出来ない」時間になります。

労働時間内は自由がなく拘束されている状態

前提:時間は資産である

時は金なりとはよく言ったもんです。

人生において時間は有限の資産です。1秒1秒、この瞬間にも時間資産を消費していきます。

ともすれば忘れがちな概念です。特に若いうちは時間は無限に存在すると勘違いしがちです。

時間は有限の資産である

自分の意志とは無関係に浪費される労働時間は極力少なくして自由に動ける時間を多くする

労働時間が短い事は、会社から拘束される時間が減る事に繋がります。自由に動ける時間が増えます。

自分の意志とは無関係に浪費される時間を減らして、自由な時間を作り自分のやりたい事が出来る時間をしっかり確保する。これが人生において、とてもとても重要な事になります。

自分の時間を確保し自分の意志で時間資産を活用していく

この考え方の一番大切なポイントは労働によって拘束された時間と自分の意思で使う時間を明確に分離して考え事です。

拘束されている時間には意思はありません。もう1つの自分の意思で使う時間は誰からも何も言われません。真逆に位置します。

自分の意思で使う時間をどの様に活用していくのか?それは自分で考える必要があります。有効に活用するのか?無駄に浪費するのか?全て自分の意思です。

逆の発想として、自分の意思で会社に拘束される事も選択する事が出来ます。

給料はベーシックインカムとして割り切る

サラリーマンの収入である給料。

先ほども言ったように労働時間は会社に拘束されている時間になります。言い換えると時間をお金に換金しています。

残業の少ない会社に就職する事は時間資産を換金せずに、自分の意志で使える時間資産を手元に残しておく事になります。

残業代が減るので給与が少なくなるかもしれません。

しかし、給料は生活をする上の必要最低限な収入と割り切って考える。厳密には異なりますがベーシックインカムの様に最低限の生活を保障する為の対価に時間を切り売りしていると考えれば良いと思います。

そう考えると自分の意志とは無関係に浪費される時間にも意味が出てきますよね。

すべての時間を浪費するのではなく最低限時間のみ換金する。その代わり可能性のある時間資産は時間のまま確保する。

無駄に時間を換金しない、浪費しない為に必要な考え方です。

1に労働時間、2に給与

やりたい事は時間資産を有効に活用して自分でやれば良いのです。職場選びの条件から外しましょう。

就職は職場環境の良い所に限ります。

会社のビジョンや将来性は二の次。んなもん何の役にも立ちません。

給与はベーシックインカムとして考えたら、そんなものは関係ない事だとわかりますよね。

生きていく為の生活保障をしてもらう代わりに、企業に労働力を提供する。なんともシンプルでわかりやすい関係じゃないですか!

本当にやりたい事は自分で切り開く時代。その為の時間資産である

「やりたいを仕事にする時代」なんて言われていますよね。

これはサラリーマンが仕事に持ち込んじゃダメな考え方です。と言うか無理。

先ほども書きましたが、サラリマーンには自分の意思だけでは決定できない事が多々あります。どんなに大きな裁量が与えられていても無理です。

本当にやりたい事をするなら、全て自分の責任でやってこそ可能になります。その為には必要なのは自分の時間と自分のお金です。

大きな責任を対価に大きな自由を手に入れる事が可能です。

ただし、悲壮感はいりません。ヒロイックじゃなくて良いです。

やりたい事楽しんでやるんです。自分の時間と金で。

ただ、失敗したら全てを失っても構わないほど人生は甘くはありません。誰もが地獄は見たくないですもんね。その為の保険が給料です。最低限の保険です。若いうちはこれくらいの苦労は必要でしょう。

ただし、無意味な苦労はしなくて良いです。

残業時間が少ない企業を見分けるには?

さてさて、その会社が本当に残業時間が少ないのかどうか?どの様に見極めたら良いのでしょうか?

これはもう情報戦です。

面接官に「御社の平均残業時間は?」などと中央突破をはかっても正しい答えは出てこないでしょう。転職サイトなど会社のリアルな情報が掲載されているサイトもありますが、匿名の情報なので玉石混交です。ウソをウソと見抜けない人にはオススメしません。

となると生の声ですよね。就職先に先輩がいたら先輩に連絡して生の声を聴いてみるのもの良いでしょう。

あと、会社説明などで面接官ではなく年の近い先輩の話を聞ける機会があれば質問してみるのも良いと思います。彼らはまだ若いのでポロっと本音を漏らします。

まとめ

最後に改めて就職先を選ぶ最も重要なポイントとその理由についてまとめます。

就職先選びで最も重要視するのは「労働時間」になります。

労働時間が少ない、すなわち残業時間が少ない会社を選びましょう。

その理由は自分の意志とは関係なく時間資産を浪費しない様にするため。

可能性が無限大の時間資産を自分の意志とは無関係に会社に浪費させずに、しっかりと自分の意志で時間を使う事が人生において最も重要な事だからです。

以上、就職選びのポイントとその理由でした!

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