新元号「令和」が発表される前日、2019年3月31日にこっそりとスマホの機種変をしました。本当は機種変するつもり無かったんですけど、想定外の出来事が発生して機種変する事になりました。
Xperia Z3→Xperia XZ1の流れで来ていてのでもちろん機種変後の機種は最新の2018年秋モデルとなる「Xperia XZ3」です!
購入して約4日たったこの機種に関しての感想とスマホ業界に物申したい!と思って記事にしました!
Xperia XZ1とXperia XZ3のスペックの比較
まず機種変更前の「XperiaXZ1」と機種変更後の「Xperia XZ3」のスペックを比較してみたいと思います。
比較表
主な仕様部分の比較表です。
Xperia XZ1 | Xperia XZ3 | |
サイズ(高さ×幅×厚さ) | 約146mm×約72mm×約8.1mm | 約158mm×73mm×9.9mm |
質量 | 約161g | 約193g |
OS | Android™ 6.0 | Android™ 9 Pie |
CPU | MSM8996/2.2GHz×2コア+1.6GHz×2コア | SDM845 2.8GHz/クアッドコア+1.8GHz/クアッドコア |
ディスプレイサイズ | 約5.2インチ | 約6.0インチ |
ディスプレイタイプ | トリルミナスディスプレイ® for mobile/LCD(Full HD) | 有機ELトリルミナス® ディスプレイ for mobile |
電池容量 | 2,900mAh | 3,200mAh |
充電時間 | TypeC共通アダプタ01:約160分 | TypeC 共通 ACアダプタ 01:約200分 TypeC 共通 ACアダプタ 02:約170分 |
連続通話時間 | 約1630分(VoLTE) | 約2,240分 |
連続待受時間 | 約660時間(4G LTE/WiMAX 2+ エリア) | 約520時間(4G LTEエリア/WiMAX 2+エリア) |
au ICカード種類 | au Nano IC Card 04 | au Nano IC Card 04 |
対応通信規格 | 4G LTE/WiMAX 2+ | 4G LTE/WiMAX 2+ |
最大通信速度 | 受信370Mbps/送信30Mbps | 受信958Mbps/送信112.5Mbps |
内蔵ROM | 32GB | 64GB |
内蔵RAM | 3GB | 4GB |
外部 | microSD/microSDHC/microSDXC(最大256GB) | microSDXC(最大512GB ) |
Bluetooth® | ver.4.2 | Ver.5.0 |
Wi-Fi/テザリング | IEEE802.11a/b/g/n/ac/最大接続数10台 | IEEE802.11a/b/g/n/ac/最大10台 |
外部デバイス/その他 | USB Type-C™/ヘッドセット接続端子 | USB Type-C™ |
防水 | IPX5/IPX8 | IPX5/IPX8 |
防塵 | IP6X | IP6X |
カメラメイン | 約2300万画素 | 約1,920万画素 |
カメラサブ | 約1320万画素 | 約1,320万画素 |
撮影サイズ静止画(ドット) | 5520×4140 | 5,056×3,792 |
撮影サイズ動画(ドット) | 3840×2160 | 3,840×2,160 |
大きさは更にアップ
最近のスマホの巨大化は止まりませんね。大きなディスプレイでより多くの情報を表示したいという事なんでしょうけど・・・
Xperia XZ1 | Xperia XZ3 | |
サイズ(高さ×幅×厚さ) | 約146mm×約72mm×約8.1mm | 約158mm×73mm×9.9mm |
質量 | 約161g | 約193g |
ディスプレイサイズ | 約5.2インチ | 約6.0インチ |
幅はさほど変化はないのですが、高さが12mmアップしています。
そして意外なのは「厚さ」です。XZ3の方が1.8mmも厚い。これは意外でした。感覚としてはXZ1の方が厚いんですけどね。これは背面を曲面にしてサイドを薄く見せているから何でしょう。デザインの妙がここにあります。
ディスプレイサイズも0.8インチアップして6インチになっています。XZ1に比べると縦長感がすごいですね。スマホのサイズ的には12mmの変化なんですが、このXZ1からXZ3の2年の技術進化でベゼルレスが進み、スマホのサイズアップ以上にディスプレイが大きくなった印象です。iPhoneXの様な全面ディスプレイって感じになりました。
もちろん、それらに伴い重さも32g重くなっています。32gって結構ですよね。手に持った感でズシッと差がわかる程度ですねぇ。
CPU性能アップに加えて内蔵ROM/RAM共に拡張
ハード面でも2年の進化が伺えます。
Xperia XZ1 | Xperia XZ3 | |
CPU | MSM8996/2.2GHz×2コア+1.6GHz×2コア | SDM845 2.8GHz/クアッドコア+1.8GHz/クアッドコア |
内蔵ROM | 32GB | 64GB |
内蔵RAM | 3GB | 4GB |
CPU。まぁこれは早くなったんでしょう。XZ1は正直重かった印象がある。
内蔵RAMが2倍。これは正直うれしい。XZ1はすぐにカツカツになってましたからね。ちょっとは余力が出そうです。
内蔵RAM。1GBの差ってどうなんでしょうね。
進化はしたけど何故か心は踊らない
日本のスマホっていまいち元気ないですよね。
そう言った事もあって日本企業を応援するいみでXperiaを使い続けていたんですが、今回のXZ3を手に入れてみて思ったのは正直ガッカリ感だったですね。
ん~、なんというかワクワクしないと言うか、結局ハード面の進化だけでそれ以外の部分は何も有効な進化が無い。
折角ハードは進化を遂げたのに心が全く踊らない。なぜ?なぜなんですか??
なにこれ?と思う機能
それでは全く心が踊らないXZ1には無くてXZ3になって搭載された「なにこれ?」って機能を挙げていきます。
サイドセンス
画面の両サイドをスワイプしたりダブルタップしたりして動作させる事の出来る「サイドセンス」機能。
クソです。これ完全にクソです。
誤動作しまくる。なんか適切なアプリを推論してオススメしてくるとか言ってますが、そもそも読んでねーし。勝手に前の画面に戻るし。
なんじゃ、これ。
サイドセンス?ノーセンスですね。
なんで、こんなもん実装しちゃったんでしょうね?片手操作?難しいなら両手操作するよ。そこまで横着じゃないし。誤動作しまくって余計に手間が増えて面倒な事になってんじゃないか。
ユーザーに慣れを強要するな。使いこなす前にストレスで機能止めるレベルのものを売り物にするなって感じです。
スマートカメラ起動
カメラを横向きにしてパッと構えるモーションをすると・・・カメラが起動する、スマートカメラ起動。
これ考えたやつ・・・
全然スマートじゃないし使わない。誤動作の温床。
そんなにカメラすぐ必要?モーションで起動する必要性ある?XZ1のON/OFFスイッチダブルタップの方が全然スマートじゃん。
なんなの?なんでこれ採用してんの?
engadgetも本気で言ってるの?嘘でしょ?
つるつるボディ
もうこれ・・・本気でアホだ。
なんなの、このツルツルボディ。その辺置いておくとちょっとした傾きでもツルツルすべっていくし。
本当になんでこんなん作ったの?
イヤホンジャックがない
もうさ・・・付けろ。
それだけ。なんで無くすんだよ。
イノベーションって劇的変化じゃないのにね
なんかトンチンカンな機能を付けてくるよなぁって思うんです。
イノベーションって劇的な変化じゃないのになんか奇を衒う様な何かを付けて来て、「便利だろ?」を押し付けていく姿勢がうかがい知れると言うか何と言うか・・・
もう少し利用者のことを考えた機能を盛り込んで欲しいと思います。意地でも片手でスマホを使おうなんて考えた事もないです。充電しながら音楽だって聞きたいし
そういう意味ではジョブズがいなくなってもAppleはAppleな訳で、Apple Pencil2とかそういったワクワクする機能持ってくるもんなぁと思うんです。
さいごに
と言うか、これ2年縛りで買ったから2年は我慢しなくてはいけません。
サイドセンスとスマートカメラ起動は止めています。ハード性能は良いのでAndroidアプリは長く楽しめそうなので、そこに期待して使い続けるしかなさそうです。
早めにカバーを購入してツルツルの危機から逃れないと・・・
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