「情報は1冊のノートにまとめなさい」
非常に良い本ですごく影響を受けました。
どんな内容であったかを簡単に要約すると・・・
複数のノートを使わずに単純に1冊のノートに情報をまとめてしまいましょう!と言う内容の本です。その情報とは何かと言うと、“仕事”、“プライベート”問わず、思いついた事、日記、議事録などなど、もう何でもです。読書のレビュー、買い物のメモ。ちょっとした資料。書くだけでなく、貼ったり切ったり。もうそのノートの何処かに必ず情報が入っているくらい、全ての情報を書き出して管理するといった内容です。究極的にはライフログを1冊のノートに書き出していく様な感じですね。
私自身のバイブル的な本で、8年経った今でもここに書かれている事を基本として仕事やプライベートの情報をロギングしています。
これまで何度かiPadProを紙の代替として利用するの一番の目的と言っていました、ベースの利用方法はこの書籍に書かれている情報の一元化する方法を代替する事になります。
こんな人は参考なるかも
ここにかかれている事は、こんな人には参考になるかと思います。
私自身のノートの用途と似ている人には非常にあうと思います。
アウトプット前の情報整理に使っています
情報を清書する前に頭の中や外にある情報を一度整理するために使っています。主に仕事の提案であったり、ブログの内容をまとめたりがそれにあたります。
アイデア書き出しに使っています
単純にアイデアの書き出しです。閃いたまま、思いついたまま。かいていきます。
と言うわけでこんな用途でいつもノートを利用しています!
資料の保存先としてノートを使っています
「情報は1冊のノートにまとめなさい」の特徴でもありますね。記録する=書く事をするノートを1冊にすると言う意味では無く、様々な情報を全て集約すると言うことなんです。なので資料など様々な事が1冊のノートに集約されてきます。必然的に資料の保存先といてノートがあると言う事になります。
「情報は1冊のノートにまとめなさい」の方法を改めて整理する
さて、「情報は1冊のノートにまとめなさい」のノートをiPadProに置換する訳ですが、改めてこの書籍に書かれている良かった点と悪かった点を整理したいと思います。
良かった点
まず、1冊のノートにまとめていく方式で良かった点をあげていきます。この方法の良い所になるのでiPad Proを利用したとしても続けていく方法です。
持ち歩くノートが1冊で良い
実際にこの方法に変えてから持ち歩くノートが1冊で済む様になりました。これは大きな利点です。手軽にノートを利用する様になりました。1冊のノートさえ持ち歩けば言い訳で、どこに行っても、何を思いついても、常に携帯しているノートに書き込めば良いので手軽にノートに書き込みます。
もう一つ、書く癖は確実に向上します。
悪い点
次は逆に使っていて、このやり方は改善したいけど・・・いい策が思い浮かばないなぁと言うものになります。
探すのが手間
書く癖が付いたが見返す時にどこに書いたか探すのが手間です。
本書ではノートのIndexをメモ帳等のデジタル機器に入れておく事を推奨しているのですが、アナログ世界のノートは手軽にとれますが、Indexはデジタル世界なので手軽に・・・と言うわけにもいきません。手元にPCが無ければ都度都度で作れないですし、あとからまとめてIndexを作成するのも手間です。
しかも手軽にノートを使うようになるので凄まじい勢いでノートが増えていきます。手軽に利用するためにノートサイズも小さくA6サイズのノートを利用します。2〜3週間程度で一冊消費していくペースです。年間で20冊以上のノートが消費され、それだけの情報がかきだされていく事になります。
どこに何があるのか探す事が手間だったりします。
情報が分断される
1冊は手軽なんですが・・・不便な点でもあります。
様々な情報を一冊に書き出すわけです。情報をまとめるために書き込んだりするのですが、その場だけではまとまらない事が多くあります。一旦、まとめるのをやめて別のだ作業をして後日作業を再開したりします。
その間に別の情報がノートに書き込まれていて、新たに作業をする時に情報が分断されてしまうんです。
しかし、実際にノートを分割しようした時もありました。これ運用が大変なんです。ノートが複数になった瞬間に管理が煩雑になって面倒です。複数のノートを常に持ち歩く不便さ・・・1冊で良い事の便利さと不便さを天秤にかけた時、便利さが圧倒的に勝利していました。
改善策を考えて進化させる
さて、悪い点を改善する方法を考えます。悪い点を改善した上でやり方を進化させましょう!
検索性と情報の連続性を担保する
さきほど挙げた悪い点2つを考察すると、問題の本質はアナログな所に起因していると思います。
やはり検索にはITを活用した方が良いですよね。ITなら情報の検索や整理が簡単にできます。1冊のノートにまとめるのでなくカテゴリ毎にノートを分ける事もデジタルなら可能です。デジタルの中のノートなら持ち歩くなら、どんなにノートを複数に分けてもデバイスに1つにまとめられます。
そして情報の分断ですが、アナログのノートでは間にノートを挿入したりする事ができません。これもデジタルの世界なら簡単に実現が可能です。
と言う事でデジタルの力を借りて、「情報は1冊のノートにまとめなさい」を進化させます。
iPad Pro + ApplePencile + GoodNotes4で進化させる
仕組み部分がデジタル化で解決できたとしても、ノート+ペンの手書きのストレスフリー感、思うようにかける感覚、レスポンス0のダイレクト感がなければそこで試合終了です。
この大きな壁を突破したのが、iPad+ApplePencileです。iPad+ApplePencileのおかげで手書きの良さをデジタルに持ち込む事が可能になりました。
そして手書きノートアプリをどれにするのか?ノートと同じ感覚で使えて、データがクラウド上に保持される事が前提です。
こちらの記事にある様に私自身はGoodNotes4がベストだと判断しました。
iPad Pro + ApplePencile +GoodNotes4を使ってアナログでのノートしすてむをデジタルに置き換えていきたいと思います。
複数ノートが利用可能になる
これまで複数ノートを使っていませんでしが、複数のノートを解禁します。と言ってもあくまでGoodNotes4の中だけの世界の複数ノートです。
GoodNotes4はアプリ内に複数のノートを作成可能です。それなのにもちあるくのはiPadPro1台で済むわけですから煩雑にならずに済みます。
1冊のノートに煩雑に取り扱われていた情報が少しだけカテゴライズされ整理されます。これだけでも劇的な検索スピードの差になると思います。
情報が分断されずに整理が可能になる
1つのテーマに対して数日間に渡って情報の取りまとめがかかる場合でも、GoodNotes4のページ挿入機能を利用すればバインダーの様に紙を挿入できるので連続性が担保されます。
以前は「あとこれくらいかかるかな〜」とか想定で余白を作って、別の情報を書き込んだりしていましたが、そんな事をもなくなりました。
作業を再開しても連続して書き込めるのと分断されているのでは作業効率が違ってきます。
この情報の連続性が担保されるのはGoodNotes4を使う大きな利点だと思います。
GoodNotes4のブックマークを活用する
複数ノートで情報の探索が便利になりましたが、GoodNotes4のブックマーク機能を利用します。情報の先頭のページにブックマークを付けておきます。
アナログ世界ではデジタルの世界にIndexを残す事がシームレスにできませんでしたが、すでにデジタル化されているノートの世界なので手軽にIndex化する事が可能です。
これで情報の整理、探索が更に便利になります。
更に検索性を向上させる為にEvernoteと連動させる
GoodNotes4のブックマークはブックマークタイトルでの文字検索が不能になっています。やはりブックマークは文字列で検索したいですよね。どの辺に書いたっけ?となってしまいます。
文字列検索ができるようにブックマックータイトルをEvernoteに残すようにしています。
iOSの機能であるSplitView機能を利用する事で、こちらもシームレスに行えるようにしています。
この様にSplitViewを活用しています。
一応、GoodNotes4のアプリレビューでブックマークの検索は要望を出しています。
DorpBoxにPDFとして保存する
書いたノートをPDF形式でDropBoxに保存しています。
これはPDF形式にしてEvernoteにする事でOCRでの検索に対応させるためになります。
しかし、現時点では日本語の検索が動作しないので、保留状態です。
すみません。GoodNotes4が標準でOCR機能がありましたね。執筆中は機能に気がついていませんでした。これはすごい便利です。
これは、移動中にスマホでノートの内容を確認したりWindows機でノートの内容を確認する用です。自分はiPhoneではなくAndroid愛用者なので、スマホではGoodNotes4が使えません。
ノートの消費をきにしないでガンガン使える
これぞデジタルの最大の利点と言えます。
ノートをどんなに消費しても嵩張らない。もう贅沢にどんどん使っていきましょう!!
まとめ
「情報は1冊のノートにまとめなさい」の運用をiPad+ApplePecile+GoodNotes4でデジタル化しつつ、更に進化させる事ができます。
今後は「情報は1台のiPad Proにまとめなさい」の時代です。ツールに合わせてやり方を進化させていくって楽しいですよね。
みなさんも是非ともお試しください!
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