iPhone7の発表と同時に興味深い発表がありました。
スーパーマリオラン
Appleの製品発表と同時に任天堂コンテンツの発表を行う。驚きでした。
最近、任天堂はスマートデバイスに積極的に乗り出してきていましたが、いきなり真打が出てきたなぁと言うのが率直な感想です。
何が狙いか?
では、任天堂の狙いは何なんでしょうか?
いよいよスマホに本格参戦か?とも思いますが、NXと言う新ハードもチラついています。新ハードを控えつつ、かつ3DS、2DSと市場がバッティングするスマホにメインタイトルを投入してくる事があるのか?なかなか興味がそそられます。
そんな中、宮本茂氏のインタビューがありました。
宮本茂氏、iPhone向け『スーパーマリオラン』は「アプリ内購入なし」や「ポケモンGOを意識」と語る
この記事を見ると、スマホゲームを体験版としてフルコンテンツ版である自社ハードへ流入させるビジネスモデルを構築しようとしている様に見えます。
スマホでも課金する二段階の収益モデル
凄いなぁと思うのが、アプリを無料で配布しつつも、アプリ内課金でスマホでも収益を得つつ、自社ハードへの流入を促して、より多くの収益を得る二段階の収益モデルになっています。
実際、ポケモンGOではアプリ内課金が用意され投入され相当な収益だったと予測されます。と同時に3DSでポケモンの新たなナンバリングが投入され、新たなユーザー発掘に貢献したんではないかと思います。
今回、スーパーマリオはアプリ内課金はしないと明言されています。しかし、一部無料プレーとなっており、全てを遊ぶためには課金する必要があり、ここにキャッシュポイントが設定されています。そして、謎が多い任天堂新ハード「任天堂NX」にマリオが早期に投入されるのではないかと噂があります。
この様に、スマホゲームを呼び水に任天堂ハードに流入させるのが、今後の主流になるのではないでしょうか?
更に期待する事
ここまでくると、スマホとゲームハードの垣根を取っ払ってシームレスになってしまえば良いと思います。
マルチスクリーンとして利用する
DS、WiiUとマルチスクリーンが大好きな任天堂です。思えばゲーム&ウォッチの時からマルチスクリーン好きです。
いっその事、WiiUなどのハードと連携してマルチスクリーン替わりにスマホを使ってしまうなんて言うのもありだと思います。接続するスマホが多ければ多いほどゲームが有利に進められるとか、そんなインセンティブがあっても面白いかもしれません。
いっその事、VRゴーグルを利用して簡易的にVR体験なんていうのも良いかもしれません。
さてさて、今後の任天堂の動きに注目をしたいと思います。
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