ポケモンGO・・・リリースされて一週間が経過しました。
この一週間で感じた事を書いてみたいと思います。
ポケモンGOやってる?
この一週間、挨拶の代わりにこの聞かれる様になりました。
ゲームで挨拶代わりになるって凄い事だと思います。たしかにこれまでもスマホを片手に持って歩いたり(歩きスマホは危険です)、電車に乗っていたり(優先席付近ではマナーモードにして通話はやめましょう)と言う人はいましたが、ポケモンGOがリリースされた後は、スマホの画面が見覚えのある画面・・・ポケモンGOのフィールド画面が多くなり、不思議な一体感が生まれている様な気がします。
時代の変化点
「時代が音を立てて変わった」
等と言いますが、実際に音など鳴ることはなく、どんなに一気に時代が変化しても音などしません。なので時代の移り変わりに鈍感になっていると、気が付いた時には時代遅れなんて事になりません。ポケモンGOはホントにそれほどの浸透力で生活に入り込んでいる気がします。
歩きスマホの助長であったり、ポケスポットが不適切で削除依頼が出たりと問題もありますが、このゲーム自体が持っている集客力はすごいでしょう。実際に大阪の商店街では課金アイテムを利用したイベントを実施しています。
ゲームと連動した集客イベントが増えると思います。ポケモンGOを中心となる生活・・・もしかしたらあるかも知れないですね。
任天堂が本格的にスマホゲームに参入するんだなぁという、ファミコン世代で「任天堂」を昔から好きな自分としては、そういう意味での時代の変化点でもあります。
コンテンツの力を再認識
ポケモンGOのゲームコンセプト時代は目新しいものではありません。私自身も5年ほど前にGPSとARの技術を応用して、街の中に金魚を泳がせ「金魚すくい」をするゲームを考えていて会社の仲間たちと話をしていました。実際に実現する事はなかったのですが・・・まぁ、もとになったIngressと比較しても、私たちのアイデアは足元にも及ばない飲み屋での会話レベルだった訳ですが(笑)
それでもこれほど急速に広まった理由はコンテンツ力にあると考えています。
「ポケモン」の持つ力。20年の歳月をかけて築いたブランドとモンスターの種類。とてつもなく幅広い層でユーザーを抱えているコンテンツだと思います。また、スマホゲームに敏感な世代も含まれている為、一気に拡散したのだと思います。
自分はポケモン世代から外れた世代になるので、ポケモンに詳しくないのですがそれでもポケモン自体は知っています。ピカチュウくらいですが(笑)
そもそもゲームボーイからスタートしたゲームで携帯ゲーム機で展開し続けたブランドです。このゲームのファンそのものが携帯ゲームに対して違和感を持っていないネイティブモバイラーなのも大きい要因ではないでしょうか。
健康志向のトレンドも取り込んで
コレクションゲームと言う要素だけでなく、世界中に無数に存在するポケスポットを巡る、卵を孵化するのに一定の距離を歩かなくてはいけない、と言った「歩く」事にフォーカスした仕掛けが見られます。これは近年の健康志向トレンドも巻き込んでいるなぁと。特定の場所で卵を配布して歩くイベントだったりとか、健康志向と絡めたビジネス展開もあると思います。
今後、期待する事
据え置きゲーム機とスマホの連動をより強化して、閉塞した据え置きゲーム機の世界を広げてほしいと思います。WiiFitなんてデータを外に持ち出せない事に不満を感じます。据え置きゲーム機自体一つのデバイスとして、もっとオープン化の方向で進んでほしいです。ポケモンGOとWiiFitの様な健康系ゲームソフトが連動したり、もっともっとオープン化する事で据え置きゲームはまだまだ可能性があると思います。
雑多な文章になりましたが、最後までお読みいただきありがとうございます。
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